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ロックの角には福来たる

F山の日記
工場生技渡世。音楽、暮らし、日々思うところ、読書、映画、音楽文化とファッション、などなど。Punk/Powerpop band WHIZZのベース。浜松在住。

あんなに楽しみにしていた連休は、過ぎ去りし日々の思い出となり果て、まあ最初からわかっていたにせよ、やっぱり悲しき現実をともなって、ははーん、6日月曜日から仕事とあいなった。不労所得者が羨ましい、連休あけいつも思う。僕にも才能が、、なあ、、。


本連休は色々あって遠出を避けたものなり。浜松祭りを見に行ったこと、舘山寺周りの小山の遊歩道を散策したこと、娘と近所の焼き鳥屋に行って、僕は飲んで娘は食べ8千円使ったこと、まあそれくらいのもんだった。あとはいつもの休日のようにすごしたものだった。レコード聴いたり、ギター弾いたり、本を読んだり。恒川光太郎センセの作品、金色機械を読了したのだ。フフーン。


で、最終日。半田山のホームラン軒、ここのワンタンメンが好きでこの日の晩餉とした。ラーメン屋は炭水化物を重ねてこそ、、それがカッコイイと思う。半チャーハン頼んでやったぜ、お医者からは麺類などはよすように言われておるのだがな、ふふん、我は反逆者なり、背徳の味を求む。うーん、うまいぜ。










以前よりお医者に内臓脂肪を指摘されており、人間ドックの数値がそいつを物語るわけであるが、目方が多ない(57kg)のに何でなん?てなもんで、聞けばおなかにアブラが集中して数値的にアカンくなってるらしく、で、飲酒をきっかけとした良ろしない食をあらためよ、との指示で、とにかく頑張ってみることにした。


僕の場合、糖質をよしたほうが目方が減るのやが、しかしながら晩餉なんかはすでにそういったものを摂っておらず、次の手を思案していたのである。すうしたらば初耳、ビネガーが良いらしい。なんだかどうやら内臓脂肪を減らす効果が具体的にあるらしい。なんで、キチンの調味料の収納見たら米酢があって、そいつを薄めて試飲したところ、まあうまないが、吐き出すほどやない。息をころしたら飲めるので、しばし続けることにする。また、報告申し上げる。






バンドのライブ演奏が無いのになんだか忙しいのは、6月に録音することにしたからで、その準備としてまず、前回同じくMTRで試作音源をとることにした。そいつで我々の音の絡みを確認しつつ、エンジニアに送り先行で聴いて頂いて、準備を整えていく寸法や。


で、その試作音源どりにむけ、ベースフレーズ、運指、全体ブラッシュアップが必要やし、MTRの使い方も忘れてしもたんで勉強せなあかんし、あとレコードにした時の宣伝PV、これもまた自作しかないんで、アイデア練らなあかんし。まま、そういうモロモロが諸々あって、しょっぱな申し上げた通り、そんなわけで、忙しい。


そんな中先般、坂本教授の特番、録画してあったのを観た。人生全うされる最後の時をとらえたもので、運命受け入れながら、なお未来を見る、そういう内容だった。胸をうたれて、涙があふれた。ぼくも、、向き合う時が、もしかしたら、近づいているかもしれぬ。そういう年齢になりつつ。整えておかねば、、






会社の歓送迎会が先週末あって、ウヰスキソーダをガブ飲んで大々的に酔っ払ったが、わたくしの良手は酔ってもハラスメントなど迷惑な言動に至らないところである。しかしながら悪手もあり、後半、酔いで足がもつれてよく転倒するのだ。主に座席移動中、転んで酒をこぼして服がビショビショになる。今回も同様の様子だった(らしい)。


転ぶのは、掘り炬燵式の座敷が多い。あれは足を一旦穴から抜いて、横座りから起立となるわけやが、大虎に出来る芸当になく、従って平座敷を毎度リクエストするが、費用優先、座席後回し、毎度上記の通りで、全く難儀である。


んな事を思っていたら、僕のチームの1人が本社帰任となった。おうおう、また歓送迎会なわけね、平座席キボンヌ、などとふざけていたら、あらめでたい、お子が出来るらしく、パパ育休をとるらしい。帰任してすぐ休みなんもアレなんで、こっちで取って帰任、となった。


僕も育休取りたいなあ、なんて羨ましく、もしチャンスあるなら娘が結婚して孫が出来るタイミングか、なんて、しかし聞けば孫は対象外らしく、更にさらにもっと言えば、孫が出来る頃にはおそらく僕はすでに定年お役御免となっており、あらあら、あらあら、育休もなにも。むむむーん。






満開の桜、花、日差しよく、生命が爆発している様子、近隣の公園は沢山のお運びで、わんさかしている。僕、このわんさかいう言葉、我が故郷ではそない馴染みないんで、僕の中で通りが悪く、辞書ひいたところ、なるほどなるほど、意味はだいたい通ったが、どうやら漢字の設定がないらしい。へえ。


そんなわけで一丁、僕もわんさかに参加してこましたろ、思って、桜、お花の下を少々歩いた。咲き誇る木々、風と花吹雪、駆け巡る子供たち、下手くそなウグイス、水浴びのカモ、それぞれの春を過ごしている。僕も知らず知らず30分は歩いたと思う。美しい時間を過ごしたと思う。すごくいいんじゃないかな。














春はまだかと待つものの、答えは風の中なのだろう、冷たい空気に首元撫でられ心臓が停まる思いをする。窓の中から見る青空よ、まるで輝いているのにな、なんて誰に言うとはなしに言って、気分は、春よこい。年配パンクの切実さよ。


先週土曜夜、蒲郡まで脚を伸ばした。尻が熱いJRで少々の旅。たまに乗る電車、流れる風景、人々の表情、僕の存在を否定する感じ、色々楽しい。銀河鉄道の夜、というわけにはいきそうもないが。


閑散とした駅前、1か所異空間がある、そこは終着駅BUZZ HOUSE。外も中もすでにとてもイイ雰囲気で、みんなお洒落でカッコよく、僕もそこは予想してばつちキメてった。今日は友人Tのライブ企画なのだ。


ドリンク待ちで、DJチームの人にカッコいいねって褒めてもらったぜ。音楽好きな洒落男にカッコイイって言われるのが嬉しい。甲斐があったぜオホホホ。そしてライブは、もう本当に1から100までずずずいっと楽しかった。さすが。また行こう。イエイ。




















終電近くまで遊びきって、近隣の駅から自転車で帰宅する。春はもうそこまで、、なはずやが、体感はひと月戻った2月、酔い酔いも風に吹かれてどこかに飛んでいってしまった。おいおい、春一番か二番か知らんけど、さっきまでのイイ気分が台無しやないか。3月のマフラー、僕の暖かいマフラー、こんなに寒くちゃさ。


いつものライブバー、19時半からなのにちょい早め19時すぎに到着。寒いから部屋出る前にひとつ、お店でみっつ焼酎炭酸割りを頂いた。青木さん、中西さん、ステージから強烈な個性放たれる。グラスがカラカラ揺れて、僕はそいつを傾けあおる。ノンさんの演奏、ベースのレイさん、著しく素晴らしく、感動的で、色々酔い酔い。このあと、風に吹かれて持っていかれるんやけど。もうひとつ飲んだらいけたかな。だけど、ふふーん、いい夜。ふふーん。










週末の理想的な過ごし方があって、僕は趣味である音楽にまみれて過ごす時間、これこそが別格格別。まさに。

土曜、僕たちWZ企画で今年初ライブだった。the1970、GLITTERFAST、STAIRS、DJアヤさん(SHE'S)、全くもって著しい素晴らしさにて、加えて僕たちも爪痕残せたかな、などなど思った。

会場のTEHOMはハナから渦巻くような気配があって、ザワザワしていて、演奏開始で放たれた、僕ら目指したとこ浜松にあった、そんな熱い空気感だったと思う。ご来場各位、関係各位、全方面に感謝申し上げる。フクちゃん感激ー!!

抜け殻すわ、、月曜日夕方、イヌくんが電話してきてそう言った。僕もちょうどそう思っていたので、少し面白かった。そういう言い方、それはきっと本当なんだな、ヤツと僕ではスタイルも考え方も違うけど、でも共通の気持ちを持ってるな、バンドって楽しいよな、そんな週末だった。

Allnight are much long / WHIZZ































昨今忙しく、ここで申し上げるのも、あとあとになってしまった。結果、イイネしてくれるのは主にお仕事熱心な業者ども、である。しかもイイネ数と諸々のデータがアンマッチ、ようは読みもせんのにイイネを押していやがるっぽく。まあかまへんが。


で、最近はまたややお暇になってきたので、正しいイイネを獲得すべく、オモロ話を展開したろうかな、思いきや、お暇なので申し上げたくなるような事象の発生がない。いやいやいや、パラドックスちゅうやつか。ちがうか。恐ろしいことだよなあ。完結に言うと、書くことに向いておらないよ私は。という証明ではないか。どうでもいいか。いやーん。


春一番が窓を叩いて、冬の終わりを知らせてくれた。僕が暮らす土地は風が強く、多く、これではどの風が春一番なのか、わからへんやないかいな。というような疑問を誰に言うとはなしに呟いたらば、風速、方角、そういう基準が完全に決められており、その基準にのっとり専門の先生が判定なさるのだ。ということを娘ちゃんがおせーてくれた。なーる。なんでそんな事知ってるねん。へえー。かしこ!




生きていたらば色々ある。連続色々。ドラマティックもなことも、ニガニガしいことも。仕事においては後者がほとんどで、昔なんかは会社も社会も憎い、などと嘆いていたが、今はとにかく、仕事だけの人生でなくて大変よろしかったな、と思う。誠。


しかし同時に音楽だけの人生にせんでよかったな、我ながら頑張ったんちゃうんか、そういう思いもあって、しっかり収入を得て、家族を得て、音楽環境を手に入れて、それがあってこの生き方があったと思う。まあいずれもとっても中途半端だった、そういう気もしないでもないが、しかしそれこそが、実に僕っぽい。