加温飼育時の育て方(幼魚~若魚) | FUJIYAMAめだかのブログ

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富士山の麓でメダカを楽しんでいます。
当方の飼育環境や飼育方法の紹介をしていきながらブログを通じて日本全国にメダカの輪を広げたいです!

こんばんは口笛
FUJIYAMAめだかです富士山

先日ご紹介した記事を見た方から
どうしたら2ヶ月で成魚に出来るの?
どうしたら針子を全て成魚に出来るの?
…というご質問メールを
頂いた事から始まった
シリーズ!加温飼育時の育て方おねがい

前回まではコチラ↓

今回でいよいよ最終回です(笑)

メダカのサイズですが自分は勝手に
針子→生まれたての針のような子
   (目と糸って感じの形)
稚魚→少し腹がデカくなり針子を追うサイズ
   (メダカの形になったかな?くらい)
幼魚→針子を食べてしまうサイズ
   (形は完全にメダカの形でも小さい)
若魚→産卵する手前のサイズ
   (もうスグ大人メダカの大きさ)
成魚→産卵可能なサイズ
   (完全に大人なメダカ(笑))
※若魚と言いつつ産卵する個体も多いです。
と呼んでいますニコニコ

繰り返しですが
夏場は特に何もせずに
グリーンウォーターで飼育していれば
2ヶ月で産卵しますウインク
今回は大きくなりにくい加温飼育時の
飼育方法ですウインク

…で、産まれてから数週間~1ヶ月ほどで
幼魚になりますが、自分ルールでは
幼魚は針子を食べますガーン

小さいくせに針子を尻尾から食べますえーん
頭は飲み込めずに
吐き出す場合もありますが
一度食べられたら針子は弱って
★になりやすいです流れ星

なので、幼魚の大きさになった個体は
次のステージの水槽に入れますおねがい

水槽サイズは昨日と同じく
容器は大きければ大きいほど良いですニコニコ
可能なら60リットル
無理なら40リットル
普通でも22リットル
最悪でも13リットル
です(笑)
コレは匹数にもよりますキョロキョロ

前回のVIPの針子は当初60匹で60リットルで飼育しはじめ、途中で20匹と40匹にわけましたが、40匹の方にはその後も追加し、現在は100匹くらい入っています笑い泣き

ただ、60リットルで20匹と
60リットルで100匹では
20匹の方が大きくなる予定でしたが
意外にも今回は
それほど差が出ませんでしたショック

むしろ過密飼育の方が
餌を競って食べるので
大きな個体はかなり大きかったですびっくり
ただ、やはり20匹水槽に比べ
過密の方は大きさのバラつきが
大きく出ました鉛筆

温度は引き続き28℃飼育
幼魚サイズになったら餌を変えますおねがい
与える餌はコレ
得意のキョーリン…(笑)
メダカの舞ネクストですウインク

産卵繁殖用に比べると
栄養価はやや低く
蛋白質 48%以上 
脂質 12%以上 
粗繊維 3.0%以下 
水分 10%以下 
灰分 15%以下 
りん 1.0%以上 
粒サイズ0.21~0.37mm以下
…といった感じですが

この時期には高カロリーすぎずに
このくらいが良いような気がしますウインク

何よりも粒の大きさを重要視していますキョロキョロ
パッケージにも…
全長1cm~のエサ切替えが成長の秘訣
…と書いてあります(笑)

でも、コレは本当に
自分が結構重要視していまして
常にメダカの口に入る
ギリギリの大きさに
コントロールしていますグラサン

この餌が大きすぎる時は
指ですり潰して与えていますウインク

後はこの時期からは
オオミジンコを同居させていますおねがい
オオミジンコは長生きですおねがい
しかも丈夫でよく殖えるので
産まれたミジンコが幼魚や若魚の餌となり
自動餌やり生物となってくれますラブ
…ちょっと残酷ですがぐすん
オオミジンコは10~20匹入れておきますウインク

餌は1日3回与えていますもぐもぐ
朝:粉餌
昼:粉餌
夕:ブラインシュリンプ+粉餌

ブラインは面倒く…大変なので
早く大きくしたい時や
産卵させたい時にしか使いませんショック

そのまま成長させると
2週間くらいで若魚になりますので
若魚になったらいよいよ
産卵の体作りですラブ
餌は此方に切り替えますグラサン
※決してキョーリンの回し者ではありません(笑)

この餌はサイズが大きいので
メダカの食べ具合を見ながら
メダカがギリギリ食べれるサイズに
指で餌をすりつぶして調整しますおねがい
コレには結構神経を使っています(笑)

この餌をすり潰すのは
メダカのサイズが小さい時のみです

以前も書きましたが
メダカの産卵数に餌の大きさ
一度に与える餌の量が影響するとの
研究結果があるので、加温時には
多め、大きめを意識してますウインク

通常は数分で食べきれる量を与えますが
加温採卵時には常に若干残すくらい
与えています(水質悪化が早いです)

食べ残しは次の餌やり前には
スポイトで取り除きますウインク

あ、昨日紹介し忘れましたが
です(笑)

エアレーションは
容器の大きさにより変えています浮き輪
60Lトロ舟くらい広ければ結構強めで
NVボックス#13なら…
ポコポコポコ…くらいですてへぺろ
強い水流が出来てしまい
メダカが常に流れに逆らって泳いでいたら
強すぎですショック

一応こんな感じで一匹も★にせず
生後50日で産卵してくれましたが…
…特に特別な事はなく、マメに見る事と
何より大きな容器で飼育するくらいです(笑)

余談ですが…F1や固定された品種は
そのまま次世代にいけますが
F2や固定されていない品種は
良い個体が産まれるまで
待ち続けなければなりません。
また、固定されててもしっかりと
選別出来る大きさにならなければ
次世代に移る事は出来ませんショック

なので、単純に世代を重ねるなら
年5~6世代も可能だと思いますが
(自分には無理です(笑))
選別淘汰していくとなると…
年3~4世代が限界じゃないかな?
と思ったりもしますぼけー

例の待望の針子からは
既に針子が産まれていますおねがい
…針子が針子?(笑)

それもまたご紹介したいと思いますウインク

以上
加温飼育時の育て方(幼魚~若魚)
でしたニコニコ

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