加温飼育での育て方(針子~稚魚編) | FUJIYAMAめだかのブログ

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富士山の麓でメダカを楽しんでいます。
当方の飼育環境や飼育方法の紹介をしていきながらブログを通じて日本全国にメダカの輪を広げたいです!

こんばんは口笛
FUJIYAMAめだかです富士山

の続きですウインク

昨日お話の中で
「スポイトで撹拌する」
と書きましたが
かき回すというよりも
撹拌すると言った感じで…

タッパーのメチレン水を、大きめの
スポイトで少し(10~20mlくらい)吸ったら
そのまま水中で軽く吐き出す感じですキョロキョロ

そうすると卵がフワッと舞い上がり
またバラバラに落ちていきますおねがい

くるくるかき回すと
真ん中に卵が集まってしまいますが
それはあまり好ましくありませんショック

なるべくバラバラにしておき
たまに卵を動かしてあげると
卵がダメになりにくい気がしますおねがい

しかもその衝撃?というか刺激で
孵化してくる子もいますウインク

で、その状態で5~10日すると
針子が誕生しますヒヨコ拍手
以前お話した
温度×日数=250℃(目安)です照れ
孵化して3日目から餌を食べ始めますが
自分は一応初日から餌を与えますキョロキョロ

与える餌はキョーリンのハイパーと

お花とメダカのお店クローバーさん
購入したわさび針子フードを…
更に細かくして
針子の口に入るくらいの大きさにし
極わずかな量を水面に浮かべます波
※餌は更に改良中ですグラサン

指先につけて払い落とす程度ですOK
水面にパーッと広がりますウインク
餌は常に水面にある状態にしています虫めがね

因みに粉餌を与える前に
粉餌を少量水に溶かしてあげていますおねがい

指先につけた極僅かな粉餌を
水中で練り練りしながら
すり潰すと更に細かな状態となり
水の中に溶け込み浮遊します照れ

針子の動きが変わるので
多分食べているんだと思いますグラサン

話は変わりますが
コレはウナギの完全養殖に関する本から
ヒントを得ましたウインク
この本はメダカと関係ありませんが
物凄く面白かったですおねがい
※ネタバレあり※
餌を食べなく成長しないウナギの稚魚に
サメの卵を餌として与えたという記述から
メダカもペースト状の餌を
水に溶いてあげたら食べやすいのかな?うーん
と考えたのですが…良さそうですおねがい
(卵黄は水質を悪化させそうなのでやめました)
本では、ウナギの耳石をカットし
産まれてからの日数を調べ
海流の速さから逆算して
産卵場所を探し当てるまでの道のりや
飼育下で成熟しないウナギを
成熟させる為に
鮭の脳下垂体ホルモンを与えたなど
物凄くワクワクする内容ですウインク
自分もこんな研究がしたかったですぐすん
興味がある方は是非(笑)
※ネタバレ終わり※

ちなみに餌は1日に3回与えていますぼけー
朝:粉餌(水に溶かす)+粉餌
昼:粉餌
夕:ゾウリムシ+粉餌

餌やり前にティッシュで
油膜や古い餌を取り除きますキラキラ
底に沈んでいる餌があれば
スポイトで取り除きますキラキラ
沈んだ粉餌がメチレンで染色されているので
わかりやすいですウインク

1~2日に1回ゾウリムシを
少量スポイトで与えます口笛
1日1回キャップ二杯分くらい?
28~9℃で管理
初日から餌を与えるのも
常に餌を切らさないのも
口に入る大きさの餌を与えるのも
時々ゾウリムシを与えるのも
餓死を防ぐと同時に
餌を食べる癖をつけるためですウインク

この時期に手間をかけた子と
わりと放置した子では
その後の成長が全然違う気がしますキョロキョロ

針子はそのまま一週間育て
もし卵が残っていても、その水ごと
一回り大きな水槽に移します波

容器は大きければ大きいほど良いですニコニコ
可能なら60リットル
無理なら40リットル
普通でも22リットル
最悪でも13リットル
です(笑)
水槽に入れてある産卵床は
バクテリアの住処として入れていますニコニコ

夏には入れませんが
匹数が多い水槽には赤玉土を容器に入れて
沈ませています照れ
※下は若魚なのでエアレーション多めです
容器は深さよりも広さが重要なので
トロ舟や、NVボックスが適していますおねがい

温度は28℃一定です照れ

研究結果(※1)では
25℃>30℃>20℃
の順で成長速度が早いとありましたが
我が家では28℃飼育をしていますニコニコ
※1,魚類の温度抵抗性,生長速度および
体形に及ぼす飼育温度の影響
佃 弘子・片山トシ子

前回ご紹介した針子は22リットルで卵管理し
その後スグに60リットルに移していますグラサン

コレは何度も書いてきましたが
自分が感じているメダカ飼育のキモは
出来る限り
大きな容器で飼育する
に尽きる気がしていますおねがい
※採卵時には大きすぎると産みませんショック

大きければ水質や温度が安定し
手間をかけずに大きく出来ますウインク

で、タッパーから水槽へ移した後は
弱いエアレーションをしています浮き輪

弱い…と言うと抽象的なので
ml/minとかで表現すべきなのですが
測るのが面倒なので…てへぺろ
ポツリ…ポツリ…から
ポツポツポツポツくらいです(笑)
(更に抽象的という(笑))

エアレーションがないと
餌が水面に溜まったままとなり
油膜の原因になりますガーン

かといってエアレーションや水流が
強すぎると、水面に餌がある時間が短く
スグに沈んでしまうので
なるべく長時間餌を水面に残しつつ
最終的に一カ所に纏めて落としてくれる
そのくらいのエアーが良いですウインク

食べ残しの餌は水質悪化の原因になるので
スポイトで取り除いてあげますが
ミナミヌマエビを大量に入れておくと
食べ残しもある程度は食べてくれますおねがい

稚魚になったらわさびは与えずに
ハイパーをメインにあたえますウインク

※容器の大きさを変えた時から
餌の量も増やしますおねがい
粉餌は水面全体に広がるくらいで
ゾウリムシは容器の大きさにもよりますが
22リットルなら10~20mlくらい与えます

水替えについてですが
針子は水質や温度変化に
物凄く敏感ですガーン

基本的に針子水槽は全水替えしませんニコニコ
水が汚れたら1/3~1/2交換しますが
餌の量も少ないので大きな容器では
その必要もありませんウインク

あからさまに水が悪い時(匂いや色)や
幼魚になったら水替えを行います波

まとめると
・餌は孵化初日から与える
・稚魚用の餌を更に細かくして与える
・粉餌メインでゾウリムシも与える
・餌は常に切らさないようにしておく
・食べ残しは取り除く
・少量の粉餌を水に溶かして与える
・一週間後に大きな容器に移す
・水温は28℃
・エアレーションは極僅か

…という事で
今回も長くなってきたので
続きはまた次回ウインク

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