ザ・不二家 -13ページ目

進捗31

★工場の関係者全員が容認

2007/01/15(月) 21:46:43

不二家ではプリンの消費期限を社内基準より1日長く表示していたことを
公表しているが、シュークリームでも発覚。これら消費期限の1日超過は製造課長、
生産管理課長、工場長ら関係者全員が容認していたことも明らかになった。

 社内調査は洋菓子工場の埼玉、札幌(北海道)、野木(栃木県)、九州(佐賀県)、
泉佐野(大阪府)の5工場で行った。これにより札幌工場でも、2005年5月中旬から
7月下旬に製造した洋菓子の一部で細菌検査基準を超えるものがあったという。

 これらが07年3月期業績に与える影響については分かり次第、発表するとしている。

 さらに、不二家では根本的に企業体質を変えていくため、品質管理・衛生管理・
法令遵守体制、内部統制システムの徹底的な再検証・再構築と全社員の
意識改革に努めていくとしている。

 不二家は11日、埼玉工場は消費期限切れ牛乳でシュークリーム1万6000個などを
製造していたことなどが発覚し、品質管理を徹底するまで同工場を含む全国の
洋菓子5工場の操業を一時休止すると発表。FCを含む全国約800店とレストラン91店で
洋菓子の販売も見合わせている。

進捗30

不二家、週内に休業補償・総額8000万―9000万円

2007/01/15(月) 07:13:12

消費期限の切れた牛乳でシュークリームを製造・出荷していた問題で不二家は14日、全国約700のフランチャイズチェーン(FC)の洋菓子販売店に対し、1週間分の休業補償を週内に実施する方針を固めた。売り上げ実績や契約内容に応じ、売上高の20―30%相当額を支払う。総額は8000万―9000万円になるとみられる。長期化すれば業績に深刻な影響を与えかねない。

 同日までに主要なFC店に伝えた。原則、店の販売額から仕入れ原価などを引いた粗利益分を補償。具体額は平均的な売り上げ実績、運営する店舗数、契約内容などを総合的に勘案し算定する。個人経営の店も多く、アルバイトらの賃金、家賃など営業休止中でも費用がかかる。販売再開の時期が不透明なため、当座の資金を提供することでFC店の不安を軽減する。補償を継続するかどうかは未定

進捗29

不二家製品 道内スーパーも撤去 ラルズ、生協、ラッキー  2007/01/17 13:43

大手菓子メーカー不二家(東京)が消費期限切れの原料を使用するなどしていた問題で、道内主要スーパーは十七日、相次いで不二家製品の販売見合わせを決め、売り場から撤去を始めた。同日に販売自粛を決めたのは、ラルズ(札幌)、福原(帯広)、ふじ(旭川)などを傘下に持つアークスグループ、コープさっぽろ(札幌)とコープ十勝(帯広)の生協グループ、北雄ラッキー(札幌)の各社。

 ポスフール(同)、マックスバリュ北海道(同)を含むイオングループやイトーヨーカドー、ダイエーなど道外資本の大手スーパーはすでに十五日から販売を見合わせているが、札幌東急ストア(同)以外の道内主要スーパーの多くは「チョコレートなどの加工菓子の製造工場に問題があったわけではない」として推移を見守っていた。

 しかしコンビニ各社などにも自粛の動きが広がる中、消費者の不安はぬぐいきれないと判断、そろって製品撤去に踏み切った。