動物が旅立ったのは自分のせい | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  動物が旅立った時

  ぼくら飼主は

 

 

 

 

 

 

 

  「あの時のあれが

  いけなかったのか」

  「あんなことしたからか」

  「あれをしなきゃよかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物が旅立った原因を

  自分のせいにしたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  「あの時にムリに食べさせて

  その後から悪くなった」

  「シャンプーした後から

  調子が悪くなった」

 

 

 

 

 

 

 

 

  「調子よさそうだったから

  いつもより少し長く散歩した

  後から動けなくなった」

 

 

 

 

 

 

 

 

  と動物が旅立ったのは

  自分のあれが悪かった

  と自分のせいにしたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

  それって後付けじゃねー

  ってぼくは思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

  あれが悪かったのか

  これが悪かったのかって

  理由をつけたくなるのも

  わからなくもないけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物が旅立った時って

  冷静な判断がつかなく

  なってるし

 

 

 

 

 

 

 

 

  あれが悪かった

  これが悪かったって

  思いたくなるし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  自分を責めたくなる

  だけなのさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  後付けでこじつけても

  思い込むと沼から抜けなく

  なるのが怖い。

 

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくからすると

  「ホンマにそうなん?」

  ってことも結構多い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物が旅立った時に

  冷静に判断しろなんて

  言われてもできないし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  思っちゃうのはどうにも

  ならないと思うけど

 

 

 

 

 

 

 

 

  それで自分を責め続けても

  あまりいいことはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  それで旅立った動物が

  喜ぶならいいけど

 

 

 

 

 

 

 

  旅立った動物はぼくら飼主のそんな姿はみたくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

  「ぼく、私」の思い出をみんなで振り返って笑って過ごしてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  自分を責めて、ペットロスになって

  罪悪感になって、うつになって

 

 

 

 

 

 

 

 

  食事も喉を通らず体が壊れていく

  大切な大好きな飼主なんて

  見たくない。

  そんなの望んでいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物が旅立った時に

  自分を責めたくなったり

  「あれが悪かった」

  「これが悪かった」と

 

 

 

 

 

 

 

 

  自分のせいにしたくなるのは

  しょうがないけど

 

 

 

 

 

 

 

 

  それホンマかどうかわからん

  ことだから思い込み過ぎると

  沼から抜けられなくなるで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そんな時は旅立った動物の

  ことを思い出して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「あの子がこんなことを

  望んでいるのか」

  「あの子はぼくら飼主に何を

  望んでいるのか」

 

 

 

 

 

 

 

 

  思い出してみて。

  きっと自分を責めることなんて

  望んでいないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

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