犬猫が食欲がないのにムリに食べさせる | 人間より動物好き 獣医師シワ男

人間より動物好き 獣医師シワ男

埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  日本の風潮として

  病気になった時に

  食べなきゃ体が弱る

  体力がなくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  病気が治らない

  病気に勝てない

  から食べなきゃいけない

  って文化がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

  風邪ひいて食欲がなくても

  親にムリやり食わされることが

  あるよね。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  人が食べなきゃいけない文化

  だから犬猫が食欲がなくなった

  時にムリにでも食べさせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  それがいいことなのか

  悪いことなのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  これはなかなか難しいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  病気によっても違うし

  年齢や状態によっても違うし

  症状によっても違う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  一概に食べた方がいい

  食べない方がいいとは

  言えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  終末期や看取りに限った

  話をすると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物の最期をどうやって

  看取るかによって変わるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  最期まで諦めずによくなることを

  信じて医療をおこなうなら

  ムリにでも食べさせることが

  必要になるし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  これ以上、ムリな医療行為は

  しないで眠るように枯れるように

  穏やかに旅立つようにするなら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  犬猫が自分で食べるか

  食べないか任せて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  食べるなら食べさせてあげて

  食べる量が少なくても犬猫が

  それ以上食べないなら

  ムリはしないで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  食べないならムリに

  食べさせないようにしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくら飼主がどうするか

  どうしたいかによって

  変わってくるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物にとっていい悪いじゃなくて

  ぼくら飼主がどうしたいかになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  動物の体のことを考えたら

  ぼくなりの意見はあるけど

  それは関係ない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくら飼主が食べさせることで

  不安や心配が減るのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  犬猫が食べない時に食べさせない

  ことができるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  食べないこと

  弱っていくこと

  旅立ちが近づいてくることを

  受け入れることができるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ぼくら飼主がどう考えるかだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  医療的には食べないときは鼻や喉

  胃にチューブをつけて栄養の確保を

  することがいいことになってるから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  獣医は食べなくなったら犬猫が

  食べたくなくてもチューブをつけて

  栄養の確保をしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  それが動物にとっていいか

  どうかじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  最終的にはぼくら飼主がどうするか

  どうしたいかなんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

 獣医師シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他の看取り、終末期の話も読んでみて!

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動物の介護は飼主がするもの

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ぼくもインタビューを受けたのでよかったら観てください。

 

動物の生涯は短い、だからこそ幸せなものにしたい!!動物の統合医療・獣医の藤原光宏さん

 

 

 

 

 

 


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