動物が旅立ってつら過ぎて動けない | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

  動物が旅立つとつらくて

  苦しくて、寂しくて

  どうにもならなくて

  悲しみに暮れてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「こんなんじゃダメだ」

  「笑わなきゃ」

  「いつまでも悲しんでいたら

  あの子が成仏できない」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「あの子のためにも明るくしなきゃ」

  「元気にならなきゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  って思って何とか自分を

  奮い立たせて気丈にふるまって

  がんばる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  悲しいのにムリにがんばる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「仕事に行かなきゃ」

  「家族の食事を作らなきゃ」

  「洗濯、掃除しなきゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  と動物が旅立っても

  悲しんでる暇もなく

  日常は続いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「動物が亡くなったぐらいで

  仕事や済むのか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「動物と仕事とどっちが大事なんだ」

  「あの人動物が亡くなったからって

  いつまで仕事休むの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  と仕事場では言われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  家族の中でも温度差はあって

  旦那さんは

  「いつまで悲しんでいるんだ」

  「いい加減食事作れ」って言ったり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  子供は日常を取り戻して

  友達と遊びに行ったりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  その温度差によっても孤独を

  感じたり、怒りを感じたりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  いろんな感情が渦巻いて

  体が重くて何もしたくなくなり

  動けなくなっていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「こんなんじゃダメだ」と

  自分にムチ打ってムリにでも

  動こうとがんばる。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  がんばってもがんばっても

  動けなくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そんな時は動かない。

  がんばらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

  誰のためにも

  自分のためにも

  動かない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ただただ、つらい、苦しい

  寂しい、ムカつくなどなど

  思いっきり悲しむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  嗚咽するまで

  ゲロ吐くまで

  思いっきり泣く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  周りに何か言われたら

  流行った歌にのせて

  「うっせーわー!!!」(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「悲しいんだよ」

  「たまらないんだよ」

  ってブチ切れてやれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そしたら何も言われなくなる。

  

  

  

 

 

 

 

 

  動物が旅立って悲しい時は

  思いっきり悲しんで泣いて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

  動けない時はムリして動かず

  悲しんでる自分自身が自分に

  寄り添おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  心配しないで。

  飽きるまで悲しんだら

  また、動けるようになるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日もありがとう

 人間より動物好きの獣医

 獣医師シワ男

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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