オンライン相談をしてるけど
飼主さんの考えとかかりつけの
先生の考えの違いが
飼主さんを苦しめそれが
更に動物を苦しめていると
感じるね。
それぞれの考えがあっても
目の前の動物にどうして
あげるのが1番いいのか
動物にとって1番何がいいのか考えて同じ方向に舵取りができるといいんだけどな。
20歳前後の犬猫を
あの値が高い、この値が高い
と言って数値を下げるように
治療するのもいいけど
それよりも目の前の動物が
ごはんを食べて歩いて
自分でうんちおしっこが
できてれば
飼主さんはそれでいいって
思うんだよね。
数値合わせのように
あの薬を飲ませて
1か月後に血液検査して
まだ高いからと言って
更にこの薬が追加されて
また1か月後に血液検査して
ってどんどん薬が増えて
薬を飲むのはイヤがるし
飲ませるのも大変だし
費用もどんどんかかっていく。
20歳前後の犬猫が数値が
正常値になったから
なんだって言うのか。
正常値じゃなくたって
いいじゃないか。
その数値合わせの先に
何があると言うのか
7、8歳の子ならその先に
病気になっていくから
その前に治療をしておくことは
いいことだけど
20歳前後の子の数値を正常値に
することを飼主さんは望んでいない。
それよりも飼主さんは
この子が寿命を全うして旅立ちが苦しまないようにと願ってる。
治す治療よりも元気食欲があって
歩いてうんちおしっこを自分でして
いかにいい状態を保ちながら
最期は苦しまないように穏やかに
旅立ってほしいと願ってる。
数値が高くてもごはんを食べて
歩いてうんちおしっこを自分で
してればいいって飼主さんは
思ってる。
飼主さんが積極的な治療を
望まなかったり、ムリな治療は
したくないって言うと
獣医は異常値が出てるから
病気だから治さなくちゃいけないと
「病気を治すのが獣医だ」
「治療をしないなら好きにしろ」
「勝手にしろ」と言われてしまう。
治す治療しか治療する方法を
知らないんだろうね。
緩和ケア、在宅療法、統合医療と
獣医としてできることもたくさんあるし
マッサージや声をかけるとか
外に行くとか飼主さんとしても
できることはたくさんあるのに。
飼主さんの考えと獣医の考えが
一致することで動物にとって
いい医療ができるんだけどな。
獣医が変わらないとなかなか
難しいね。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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飼主さんと動物たちの話も読んでみて
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