東日本大震災の時に福島原発で
放射能汚染による被爆を受けた方が
たくさんいらっしゃると思う。
ぼくは実家が広島なんじゃけど
小学校の道徳の授業では
広島の原爆の授業がいつもあって
原爆による被爆の話もあった。
8月6日8時15分には
自転車での移動中でも
クラブ活動をしてても
必ず中断して黙とうをした。
1945年の原爆投下から65年経って
2011年に福島の原発事故があった
日本は放射能による汚染の被害が
他の国よりも多い。
1度汚染されると放射性セシウムに
関しては30年経たないと半減
していかない。
ぼくが広島で生まれたのは
原爆投下から24年経って
からだったけど
その時はもう広島は普通だった。
放射能がどうのこうのと言う
話はなかった。
福島は10年経ってまだまだ
除染の問題は山積みだし
未だに原発では放射能の
問題がある。
この先の10年でどこまで
解決していくのかどうか。
人も被爆したと言うことは
そこにいた動物たちも被爆
したわけで。
その被爆した動物たちの
被害状況は把握しきれない。
飼主と一緒に避難できずに
自宅で待ってる犬や猫
野良猫、野良犬となってる
子たち。
10年と言う歳月を考えると
高齢になってる子たちも
多いと思う。
保護活動をしてるボランティアから
保護された犬や猫を譲り受けた
飼主さんも多かった。
その時はフィラリアに感染してる
子たちも多かった。
最近では、福島から譲り受けたました
と言われることが少なくなった。
保護される動物が少なくなったのか
だんだん、住んでる地域の保護動物
を譲り受ける人が増えたのか
いずれにせよ
福島から譲り受ける子が
減ってる現状はある。
被爆した動物たちがどのような
症状になるのか。
どのような健康被害が出るのか
ぼくにはよくわからない。
人に準じたものと推測する
しかない。
人に準じた症状が出ても
動物でわかるかどうか難しい。
明らかに白血球や血小板が
減るとわかりやすいけど
癌になってもそれが放射能に
よる影響なのかどうなのかは
わからない。
飯館村で取り残された犬猫は
約600匹だそうだ。
新しい住居になったところに
連れていけなくて
繋がれたまま飼主を待っている子
離されているけど家の庭で
飼主の帰りを待っている子
いろんな子がいると思う。
動物はそれでも人間を
恨むことなく、憎むことなく
「なんで置いていった」と
責めることもなく
ボランティアの人が来れば喜び
人間を受け入れ
飼主をみれば喜ぶ。
福島の子たちは他の被災地の
子たちとは違う放射能に翻弄された
10年だったと思う。
動物たちが幸せであることを願う。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
シワ神シワ男
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