人間であれば「この辛い検査や治療を乗り切れば
元気になれる。だから頑張って耐えるぞ!
まだ生きるんだ!」そう思って闘病を続けます。
でも動物はそんな事は考えません。
辛い痛い検査や治療は「嫌だな」と思うだけです。
誰だって辛いのも痛いのも嫌です。
動物からしたら、病気の症状で辛く痛い苦しいのと
治療で辛く痛く苦しいのは同じです。
ってホントにそう!
動物って「痛いのはイヤ」「怖いのはイヤ」
「保定されるのはイヤ」
って言うのはあるけど
人間みたいに
「これは痛くても病気を治すためには
仕方がない」
「この痛いのを我慢したら楽になる」
って言うのはない。
検査でも治療でも「痛いのはイヤ」
「怖いのはイヤ」しかない。
それが治療で病気を治すためとか
状態が楽になるためとかない。
獣医や看護師もなるべく動物が
痛くないように、怖くないように
努力はするけどダメな時もある。
注射は痛くないように細い針を使ったり
血抜くときもなるべく怖くないように
見えないように後足から抜いたりするけど
それでも痛かったり
怖かったりしてイヤがったりする。
獣医的には検査しなくちゃ
わからない時もあって
血抜いたり、レントゲン撮ったり
超音波検査したりして
体の状態を診てそれに合わせた
的確な治療をしたいと思うけど
動物にしたら大きなお世話。笑。
針刺されるのは痛いし
保定されるのはイヤだし
仰向けにされるのは怖い。
それが動物のためなんて
わかってくれない。
獣医としては治してあげたい
状態をよくしてあげたいから
そのためには検査をしたいけど
動物にしたら大きなお世話。笑。
(2回同じことを言う。笑)
ぼくら飼主が動物が
「痛いのはかわいそうだから
検査はやりたくない」
「イヤがるのはやりたくない」
「注射は痛がるからやりたくない」
って言うのは動物目線だし、
動物も同じことを思ってる。
そうなると天秤にかけなきゃいけない
動物は、痛いこと、怖いことは
やりたくないのを尊重して優先するなら
痛い、怖い検査はしないで
獣医がこれが悪いかも
この病気が考えられるという
憶測で当たるか外れるか一か八か
考えられる病気の薬や症状を抑える薬を
飲ませてもらってよくなるかみるか
動物が「イヤ」「怖い」と思ってる検査や
治療を多少我慢してもらってでもやるか
これはぼくら飼主の選択になる。
全く動物が痛がることイヤがることは
しない選択をするなら
治療したら助けられたり、よくなる病気でも
何もしないでその子が苦しみながら
亡くなっても
それはその子の運命と考えるのもありだし、
動物としては不本意でも
痛がること、イヤがることでも
動物のためにぼくら飼主が
治してあげたいと思って
検査、治療するのもあり。
それをどちらを選択するかは
ぼくら飼主が決めないといけない。
その選択は動物はしてくれないし
どっちがいいと言ってもくれない。
どっちの選択もぼくら飼主のエゴ
と言えばエゴになる。
それでも悩んで苦しんでもがいて
死ぬほど考えて出した選択に
動物は文句も言わないし
無条件に受け入れる。
それが動物たちの無条件の愛。
文句言ってくれたり
不平不満を言ってくれた方が
どんなにいいか。
どんなに楽か。
それだけぼくら飼主は責任を
背負うことになる。
自分がその選択をしてよかったと
思える選択をしてほしい。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
治療に関する話
セミナーのダイジェストを作ってみた。
YouTubeのチャンネル登録もよろしく!
https://www.youtube.com/channel/UC1TQjMRG_gzVrlaS4knm0zg/
●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。
現在、猫の飼い方の本はAmazomでは購入できないようなので、
私にご連絡いただければ、若干在庫がありますので、販売することができます。
LINE@、コメント欄にご連絡ください。
現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方
3,240円
Amazon |
現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方
Amazon |
LINE公式アカウントやってます。
登録してくれたら上手なシャンプーのコツ
動画を4本無料でプレゼントします!
友達登録をお願いします。
インスタもやってます
フォローしてもらえるとうれしいです。