犬猫の健康診断って血液検査をすることが
多いけど
血液検査って
犬猫が針刺されるのは痛そうでかわいそうだし
犬猫がイヤがって大変だったり
食事を抜かないといけないから
食事抜くのはかわいそうだし
費用は高いし
結構血液検査って大変だよね。
血液検査じゃなくて他に何かいい検査ないの?
って思ったりしない?
血液検査に変わるまではいかないけど
とってもいい検査が尿検査なんだ。
尿検査はいろんなことがわかるんだ。
情報量も多くて、簡単で、病気を早く
見つけることもできるんだよね。
正確に言うと尿検査も膀胱穿刺と言って
エコーで膀胱みながら直接針を刺して
取った尿で検査するのが正しいことになるけど
それでも家でしたおしっこを取って持ってきて
もらって検査することでも十分いろいろわかる。
尿を取って持っていくだけなら
犬猫をイヤがる病院に連れていかなくてもいいし
尿を家で取って持ってけばいいだけなので
飼主さんも楽だよね
尿検査がどれだけいい検査かわかって
もらえるともっと尿検査をしてもらえると思うんだ。
尿検査って膀胱炎かどうか検査することが
多いと思うんだけどその他にも
糖尿病がわかったり
慢性腎臓病がわかったり
肝臓病がわかったりするんだ。
結構いろんなことがわかると思わない?
尿検査で何を調べるか具体的に言うと
尿比重、pH、尿糖、ケトン体、ビリルビン、
出血反応、尿中の細胞、結石、細菌など
をチェックしてる
pHは感染があると上がったり
尿糖が出てれば糖尿病を疑うし
ビリルビンは肝臓が悪くなると出るし
出血反応は膀胱炎、尿道炎になると出るし
膀胱結石があると結石が出たり
細菌がみられると膀胱が感染してたり
いろんなことがわかる。
その中でも特に尿比重は
慢性腎臓病がわかるんだよね。
腎臓が悪くなてくると尿比重が下がってくるんだ
犬で1.030、猫で1.035より尿比重が
下がってくると慢性腎臓病になってる
可能性があるんだけど
尿比重が下がるのはお水をいっぱい飲むと
下がるので他の病気の時もあるよ。
お水をいっぱい飲む病気として慢性腎臓病の他に
糖尿病や子宮の病気、ホルモンの病気がある。
糖尿病は尿検査で糖が出てるかみればわかるし
避妊手術してれば子宮の病気はないから
尿比重が下がってるときは慢性腎臓病か
ホルモンの病気になる。
そしたら血液検査すればいい。
慢性腎臓病に関しては血液検査で異常が
出る前に尿比重が下がるんだ。
血液検査で異常が出るのが、正常な腎臓が
残り25%を切ってくると初めて血液検査
で異常が出るけど
尿比重が下がるのが正常の腎臓が
33%を切ってくると下がるので、
血液検査よりも早く慢性腎臓病を見つけることが
できるんだ。
すごくない。
尿検査は、
イヤがる犬猫を病院に連れていかなくてもいいし
犬猫に針を刺さなくてもいいし
尿だけ取って持っていけばいいし
いろんなことがわかるし
血液検査よりも高くないし
慢性腎臓病は血液検査よりも早くわかるし
超いい検査じゃねーって思うのさ。
簡単でいい検査なので尿検査を
もっとやってもらえるといいなー。
今日もありがとう
人間より動物好き獣医
シワ神シワ男
尿検査関連の話も読んでみて
美香さんとのコラボセミナーの
ダイジェストを作ってみた。
サムネイルが入れられん!
●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。
現在、猫の飼い方の本はAmazomでは購入できないようなので、
私にご連絡いただければ、若干在庫がありますので、販売することができます。
LINE@、コメント欄にご連絡ください。
![]() |
現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方
3,240円
Amazon |
![]() |
現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方
Amazon |
LINE公式アカウントやってます。
登録してくれたら上手なシャンプーのコツ
動画を4本無料でプレゼントします!
友達登録をお願いします。
インスタもやってます
フォローしてもらえるとうれしいです。