「いいも悪いもない」って言うのがわからなかった

自分は「これはいけない」

「あれはいい」って自分の勝手な

考えで評価してた。

ある人から「いいも悪いもない」

って言われたのが

さっぱりわからなかった。

「えーーー！！！」

「イヤイヤイヤ。いい悪いあるでしょ」

「これはよくて、これはダメでしょ」

って思ってた。

「人殺しちゃダメでしょ」

「戦争しちゃダメでしょ」

って自分は思っているけど

戦争をしてる国の人では

「戦争するのは祖国を守る為なら当然」

「そのために人殺すのは当たり前」

って思ってるかもしれない。

その人にとったら戦争は当たり前で

いけないことじゃなかったりする。

「戦争はいけない」

「人は殺しちゃダメ」は

自分の考えであって相手も

同じ考えとは限らないんだよね。

それが自分にはわからなかった。

自分にから見ると悪いことでも

他の人からするといいことも

あるんだよね。

そうなると確かにいいも悪いも

ないことになるね。

いい悪いを判断しているのは

自分であって、みんながみんな

同じ考えじゃないんだよね。

いい悪いはその人によって

違ってくるってことだね。

法律として決まってることは

あるけど、

国によって法律も違うから

日本じゃ悪いことでも

他の国ではよかったりすることも

あるね。

自分を中心にいい悪いと思ってる

だけのことで、いい悪いことって

ないんだなーってわかったんだ。

これがわかるようになると

自分がいかに正義を振りかざして

いるのかがわかるようになったね。

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