皮膚炎に使うステロイドの塗り薬 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

皮膚炎ができた時に局所だけ

だったらステロイドの塗り薬を

使う時がある。

 

 

ステロイドの塗り薬と言っても

いろいろ種類があるんだ。

 

 

軟膏、クリーム、ローション、

ソリューションと塗り薬のタイプ

もいろいろある。

 

 

ちなみにソリューションって言うのは

液体の塗り薬で乳液みたいな感じ

のやつね。

 

 

動物は毛があるから毛があるところ

に塗るのはローションとか

ソリューションがいいね。

 

 

おなかなど毛のないところなら

クリームや軟膏でもいいけど

 

 

毛があるところに軟膏やクリーム

を塗るとベタベタするし、

毛につくと動物がイヤがるし、

毛に絡みついて塗りにくかったり

するよね。

 

 

だから動物にはローションとか

ソリューションが使いやすいね。

 

 

塗り薬によってステロイドの強さ

も違うんだ。

 

 

ステロイドの塗り薬にランクが

あって

 

Strongest

Very strong

Strong

Medium

Weak

とランクがあって

 

 

Strongestが最も強くて

Weakが弱いんだ。

 

 

動物薬で使われているのは

MediumからStrougのものが多い

んだけど、

 

 

皮膚炎の治療としてはちょっと

効果が弱くて、

 

 

効果があるのは、Strougから

Very strongのものが効果が

いいね。

 

 

 

ステロイドの塗り薬の中でも

塗ると血液に吸収されて全身に

ステロイドの回っていくものと

 

 

 

皮膚で速やかに代謝されて

血液に入りにくくなってる

ステロイドの塗り薬もある

 

 

皮膚で速やかに代謝されるタイプ

の塗り薬は副作用も出にくく

いい塗り薬になる。

 

 

こうやってステロイドの塗り薬と

言っても沢山種類があって

どれを使うのか、

どこに使うのか、

どういう目的で使うのか、

によっても塗り薬は変わってくるんだ。

 

 

塗り薬の良さは内服のステロイドを

飲むよりも副作用が少ないのが

いいね。

 

 

 

 

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