熱がこもると体の水分が蒸発して足りなくなる | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

昨日は体に熱がこもる「実熱」

の話をたけど、

熱っぽい子が多い

 

 

慢性的に体に熱がこもると

体から水分が蒸発してどんどん

水分が少なくなっちゃう。

 

 

水分が少なくなると体を冷やす

力が少なくなってどんどん熱く

なっちゃうんだ。

 

 

慢性的な水分不足になって

体を冷やす力が少なくなった状態

を東洋医学的では「陰虚」って

言うんだ。

 

 

陰虚になると口が渇いたり

目が乾いたりして、

ドライマウスやドライアイに

なったり、

 

 

皮膚が乾燥してフケが多く

なって

ドライスキンになったり、

 

 

うんちの水分が少なくなって

便秘になったりするんだ。

 

 

最近、犬でドライアイの子が多い。

ドライアイになることで

結膜炎になったり、

 

 

目が乾燥して角膜に傷がついたり

して角膜炎になったりしてる。

 

 

だいたいそういう子は体が

熱っぽくて目や口が赤くなってる

ことが多いね。

 

 

西洋医学的な結膜炎の治療や

角膜炎の治療をするけど、

 

 

それと一緒に水分を補うような

漢方薬を使ったり、

 

 

体を冷やすような漢方薬を

使って治療すると

 

 

西洋医学の治療だけをする

ときよりも治りがいいね。

 

 

陰虚の子は疲れやすいから

穏やかに過ごしてあげるように

してね。

 

 

ツボのマッサージもしてあげると

いいね。

 

 

ツボは、膝の後ろの「陰陵泉」や

アキレス腱の部分の「太渓」って

言うツボをマッサージするといい。

 

 

人のリフレマッサージみたいに

ゴリゴリしちゃダメだよ。

 

 

優しく優しくマッサージして

あげてね。

 

 

人でも潤いは大事なのと同じで

動物も潤いは大事で、

 

 

乾燥は大敵だね。

 

 

 

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