現在の僧帽弁閉鎖不全症の標準治療とは | 人間より動物好きの獣医 シワ神シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

現在の僧帽弁閉鎖不全症の

標準治療と言われている

治療薬の話をするね。

 

 

現在の僧帽弁閉鎖不全症の

標準治療の治療薬は

 

 

フロセミド、ピモベンダン、

ACE阻害剤の3つ

標準治療と言われてて

 

 

Triple Therapyって言われてる

 

 

それぞれを説明していくね。

 

 

フロセミドは、利尿剤だね。

肺水腫になったり、浮腫みが出たり

すると利尿剤を使って治療するよ。

 

 

利尿剤は腎臓に負担をかけるので

腎臓の状態を確認しながら使うね。

 

 

肺水腫になる話は前回したので

心臓の僧帽弁が悪くなると肺水腫という命が危ない状態になる

そっちを参考にしてね。

 

 

ピモベンダンは、強心薬の1つで

心臓が悪くなると心臓の働きが

弱くなって、息切れや息苦しく

なったり

 

 

体の浮腫みや

動きたがらなくなったり、

動かなくなったり

食欲が落ちたりするんだ。

 

 

心臓の働きを強めたりする

ことで症状が改善するんだ。

 

 

ACE阻害剤は、アンギオテンシンⅡ

受容体拮抗薬と言われてるもので

 

 

心臓が弱くなると補うために

アンギオテンシンという

ホルモンが活発になるんだ。

 

 

このホルモンは手足などの

全身の血管を縮めることで

血液を確保しようとするんだ。

 

 

そうなると逆に縮まった血管

に血液を送るためには心臓の

力が更に必要になって、

 

 

心臓に負担をかけちゃうんだ。

 

 

血圧が上がったり、心臓に負荷が

かかって心臓はどんどん悪く

なるんだ。

 

 

その負担を減らすために

アンギオテンシンのホルモンを

抑えるようにするのが

 

 

アンギオテンシンⅡ受容体

拮抗薬なんだ。

それをACE阻害剤っていうんだ。

 

 

そうすると血管が広がって

心臓にかかる負担を軽くしたり

血圧を下げたりするんだ。

 

 

この3つの治療薬が標準治療と

言われてる。

 

 

主にはピモベンダンとACE阻害剤

を使って、肺水腫などが起こる

ようならフロセミドを使うような

感じ。

 

 

心臓が悪くなっていって利尿剤が

ないとどうしても肺水腫を起こし

ちやうようになると

 

 

継続的に投薬するようになるよ。

 

 

この3つの標準治療は今の話ね。

多分、これからは変わると思うんだ。

 

 

今年、獣医の心臓病ガイドラインが

改正される予定。

 

 

そうなると標準治療が変わる予定。

この情報も古くなる予定。

まだ、わかんないんだけどね。

 

 

先取りしてる先生はもう違う

治療になってるかもしれない。

 

 

だから「うちのかかりつけの先生は

薬が違う」なんて言わないでね。

 

 

自分だってこの3つの薬だけ

使ってるわけじゃ~ない。

 

 

その他の薬も使ってる

あくまでも標準治療だからね。

 

 

こうやって言っても

後者の人、飛び族は、

「うちのと違う」って

 

 

騒いじゃったりするからね。

 

 

今回のポイント

・僧帽弁閉鎖不全症の標準治療は

フロセミド、ピモベンダン、

ACE阻害剤の3種類の薬

 

・この標準治療は今のガイドライン

に基づいた治療

 

・ガイドラインの改正が近くある

 

・ガイドラインが変わると治療も

変わる可能性がある。

 

でした。

 

 

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