小型犬が高齢になると普通に診られる心臓の病気の僧帽弁閉鎖不全症 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
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まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

おはようございます。

人間より動物好きの獣医

シワ神シワ男です。

 

 

心臓の話もして下さいって連絡が

きたので、今日は心臓の話をしよう

と思うんだ。

 

 

心臓って大事だというのは皆さん

わかっていて、心臓はポンプの役目

をしてて、血液を回してる

 

 

ことは知ってるけどそれが

どうやって回しているのか、

どういう構造なのか、

 

 

心臓のどこが悪くなってどう

なるのかというのはわかり

にくいよね

 

 

いくよ

 

 

小型犬で左側の胸から心臓に雑音

が聞こえるようになったら

1番多い病気が

 

 

僧帽弁閉鎖不全症っていう病気

 

 

僧帽弁という心臓の左側にある弁に

問題が起こって血液の流れる音に

雑音が聞こえるようになるんだ。

 

 

犬は心臓から雑音が聞こえるように

なったら必ず問題があるんだよね。

 

 

心臓が悪くなるというとレアな

病気じゃなくて小型犬では、

高齢になると一般的になりやすい

病気なんだ。

 

 

小型犬で15歳になって心臓に雑音

がない方が珍しいと思ってもいい。

 

 

もう小型犬なら普通にある病気ね。

 

 

小型犬を飼った時からいずれはなる

よねって思ってもらえるといいね。

 

 

で僧帽弁閉鎖不全症って何?

ってことなんだけど、

 

 

心臓の左側には僧帽弁っていう

蓋を閉める役目を持ってる弁が

あるんだ。

 

 

弁ってわかるかな

 

 

 

心臓には4つの部屋があるんだけど

左側の2つの部屋をわけている1つ

で花弁みたいなものなんだ。

 

 

花弁みたいな蓋をつってる糸が

あってそれが切れたり、

花弁みたいな蓋が形がおかしく

なったりして

 

 

蓋から漏れる音が雑音として聞こえ

てきて、蓋がちゃんと閉まらない

から蓋から漏れちゃうんだよね。

 

 

それが僧帽弁閉鎖不全症っていう

病気になるんだ。

 

 

ここまでなんとなくわかったかな?

 

 

今回のポイント

 

・小型犬が歳取ったらなる病気

 

・僧帽弁閉鎖不全症が1番多い

 

・心臓の左側の2つの部屋をわけてる弁

 

・花弁みたいな蓋をつってる糸が

切れたり、蓋が変形して蓋のしまりが

悪くなって漏れちゃう

 

でした。

 

 

難しいね。

なんとなくわかってくれたかな?

 

 

◆下記の記事も参考にしてください

~心臓の病気に関する記事~

 

 

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