腸の粘膜の細胞と細胞の間に隙間が開いてしまうリーキーガット症候群 | 人間より動物好き 獣医師シワ男

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埼玉県新座市のふじわら動物病院、院長藤原です。
ペットが幸せになるためには、飼主さんが幸せになる必要があると思っていて、
まずは飼主さんが幸せになることでペットも幸せになるような診療を心がけています。
サ論代理店

こんにちは。

人間より動物好きの獣医、

藤原です。

 

 

猫の食物アレルギーの話の時に腸の粘膜が痛んで、細胞と細胞の間の隙間が開いてしまい、

 

 

そこから体の中に通常では入らないものが入って、アレルギーを起こしてしまうという話をしたよ。

 

 

その細胞と細胞の間の隙間が開いてしまう病気をリーキーガット症候群というんだ。

 

 

 

このリーキーガット症候群は、アレルギーの他にも、

 

 

腸にカンジダというカビが感染しちゃって消化管カンジダ症という病気になったり、

 

 

クローン病や潰瘍性大腸炎などの免疫の病気になったり、癌になったりと

 

 

病気の根源はこのリーキーガット症候群にあるのではないかと言われ始めてるんだ。

 

 

リーキーガット症候群なっちゃうことで、食物アレルギーになったり、グルテンアレルギーになったり、カゼインアレルギーになっちゃったりする。

 

 

だからアレルギーの根本の原因になっているリーキーガット症候群を治療しないとアレルギーも治らないんだよね。

 

 

食物アレルギーは、若い子でも歳をとってもなるんだけど、歳をとってからの食物アレルギーは、ほとんどこのリーキーガット症候群がまずあって、そこから食物アレルギーになっていると考えられるんだ。

 

 

猫の食物アレルギーや腸の腫瘍も増えているという話をしたけど

 

 

その理由は、リーキーガット症候群によって、増えているんじゃないかと自分は思うんだ。

 

 

病気も時代の流れがあって、自分が見習いになった時には無かった病気がどんどん増えているの。

 

 

犬猫の寄生虫は自分が駆け出しのころはいっぱいいたけど、今あんまり見なくなった。

 

 

それよりも、免疫関係の病気がやたら増えてる。

 

 

免疫が過剰に反応しちゃってる病気が多くなってる。

 

 

アレルギー、アトピー、リュウマチ、喘息、膠原病、脂肪織炎、ワクチン肉芽腫、免疫介在性などなど、様々な病気が免疫が必要以上に反応しちゃてる。

 

 

食事、おやつ、運動不足、ストレス、生活環境、環境汚染などによって、腸の環境が悪くなっちゃって、病気になっちゃってる。

 

 

 

ストレス、生活環境、環境汚染などはどうにもできないから、腸内環境を整えてあげるようなサポートが必要だね。

 

 

そのためには、まだ、治療薬はないから、治療として使うようなちゃんとしたいいサプリメントが必要になるの。

 

 

眉唾物のサプリメントなんかじゃなく、ホントに効くいいサプリメントが必要。

 

 

そのサプリメントが取り扱いできるようになった。


動物は、リーキーガット症候群があるかないかわからんし、診断もできんけど、それがあると思えばつじつまが合う。

 

 

アレルギー関連、腸などさまざまな治療に使っていきたい。

 

 

◆下記の記事も参考にしてください。

~腸に関する記事~

 

 

■ 獣医師による犬猫のための腸内環境改善サービス「腸活」という言葉があるように、「腸を整える」ことは、免疫力を向上させ、感染症予防や病気になりにくい身体作りに役立ちます。そんな腸内環境改善について獣医師の立場から様々な方法をご提供しています。
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