こんばんは。
人間より動物好きの獣医
藤原です。
うちの猫の食物アレルギーで、目の上が赤くなっちゃってる。
猫の食物アレルギーが多いという話を何回かさせてもらっています。
食物アレルギー用の食事療法食をやっても、蛋白質をちっちゃくした食事を使っても、食べたことのない蛋白質を使った食事にしてもよくならないことが多いんだよね。
猫の食物アレルギーって思っている自分が診断が間違っているのかと思っちゃうぐらい治らないことがあるんだよね。
でも症状を考えたらどう考えても食物アレルギーなんだよね。
なのに食事変更してもうまくいかないのは、そもそも腸の問題があるからなんだよね。
腸の環境が悪くなって、腸の表面のバリアが崩れてしまっていることがあるんだ。
腸の表面には善玉菌がいて腸の表面を覆って、バリアを作ってくれているんだけど、善玉菌と悪玉菌とどっちでもない日和見菌のバランスが崩れると腸内環境が悪くなっちゃう。
腸のバランスが崩れると腸内環境が悪くなって腸のバリアが崩れて、腸の表面がただれたり、腸の粘膜と粘膜の間に隙間ができたりしちゃうんだよね。
そうなると通常なら腸のバリアや粘膜を通過しない十分に分解されなかったものや食べ物のカス、添加物、保存料、化学物質、環境汚染物質、重金属などが体の中に入ってきちやうんだよね。
それが「体に異物が入ってきた」と体が反応してそれに対して攻撃を仕掛けていくの。
そうすると免疫が過剰に反応して、それを体の外へ出そうとしたり、それをやっつけようとして、炎症を起こしちゃう。
腸から体の中の血液に入ってしまった異物は、体の外に出すためには皮膚を使って出すしかなくなっちゃう。
そのために体の皮膚が薄いところから外に出すのが1番出しやすいので、皮膚が薄いところに「体にとっての異物」が集まってきて異物反応が起こって炎症が起きたり、痒みが出たりすちやうんだよね。
だから食事だけ変えても食物アレルギーはよくならないの。
腸の状態や腸のバランス、腸のバリア、腸の環境を良くしないとダメ。
そのためには、善玉菌や悪玉菌、日和見菌のバランスを整える必要があって、それを改善させるサプリメントがある。
そんじょそこらのサプリメントとは違うものを使わないと治らない。
特許も取ってて、人の医療現場でも使われているサプリメント。
人のリーキーガット症候群の治療にも使われているサプリメント。
そういうものを使って治療していかないとなかなか治らない。
ただ単に食事だけを何とかしようとしてもよくならない原因は腸のバランスやバリアの問題があるからで、ここを何とかしないと治らないね。
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