こんばんは。
ふじわら動物病院、藤原です。
白内障の治療は手術しか
ないんだよね。
白内障で手術をしない
という選択をした場合
どうなるのか?
老齢性の白内障で例えば15歳ぐらい
なら白内障の進行もゆっくりなので、
失明してくるのもゆっくりになので、
そのままみるという選択肢も
ありだと思う。
しかし、まだ若い時に8歳ぐらいで
白内障になっちゃうと進行も早いし、
失明すると生活的な不自由が出る
ので、生活の質が低下してし
ちやうよねー。
白内障が進行すると水晶体が
だんだん溶けて来るんだ。
溶けてくると蛋白が漏れ出てきて
目の中で激しい炎症をおこす。
そうなるとぶどう膜炎という状態
になって、目に激痛が走る。
目は頭に近いので、痛みとしては
ものすごい痛みになっちゃうんだ。
これの白内障からくるぶどう膜炎
のことを水晶体誘発性ぶどう膜炎
(LIU) といいます。
LIUを起しと手術も難しくなって
失明する確率も高くなっちゃう。
手術をしない場合このLIUを
起こす確率は95%以上と
いわれているんだ。
白内障を手術しない場合、
かなりの確率でLIUになっちゃう
ということになるね。
LIUの治療は、強力な炎症を
抑える治療をおこなうんだ。
炎症を抑えていく治療を継続して、
痛みや炎症をコントロールして
行くことになる。
若い動物の白内障はやはり手術
することが一番いいになるね。
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