日常を学びに
ふじしんです。いよいよこのプチ習慣ブログも明日で終わりをむかえます!前回は、なかなか眠れないときに必要な対策のひとつをおはなししてきました。
今回は、登山をして起きたことをお話していこうと思います。わたしがもっとも苦手としていることと原因をご紹介します。その後に考えられる対策を提示していきます。
ではさっそく結論から。
それは
誰かに相談すること
です。
仕事ではいちばん重要なことにもかかわらず、もっとも重要なことがいちばん苦手なのです。
ではなぜなのか、考えられる原因はおもに2つあります。
① 完璧主義
② 頼ることを「悪」と捉えてしまっている
この2つです。
① 完璧主義
わたしは、「『完璧主義』より『完了主義』に徹しよう」というおはなしをしました。しかし、大切だと分かっていることと、自分自身で体現できていることはまったくの別物。まだまだ改善の余地ありですし、完璧主義の考え方はわたしのなかにまだまだ根強く残っています。
わたしはちょうど1週間ほど前に、ASD (自閉スペクトラム症) と診断されました。ASDの特徴として代表的なのが以下の3つ、
・完璧主義
・白黒思考
・強いこだわり
です。白黒思考も、強いこだわりも、「完璧主義」に起因していることでしょう。なんでも「100%の完成度でなくては気が済まない」、「0か100か」と妥協せず、「7~8割の出来のもの」を上司や先生など他人に見せるのをかたくなに拒んでしまいます。
現にわたしも、大学のゼミナールの発表の時間で大失敗を犯してしまいました。発表前に、自分の論文に対する理解が正しいかどうか、自分のまとめたレジュメの出来をまったく評価してもらわなかったのです。準備期間が少なかったことも原因として挙げられるでしょうが、たとえ時間に制約があったとしても、発表当日までいくつも相談の機会はあったはずです。
結果としてわたしはたいしてレジュメもまとめられず、わかりやすい解説も用意できないままにグダグダとその場で思いついたことを、「あー」、「えー」とどもりながら話すはめになってしまいました。おそらく、クラスの中でもっとも酷い発表だったことでしょう。発表仲間にも恥をかかせてしまいました。
このように、強く意識せずとも「何としてでも当日までに完璧な物に仕上げるぞ」、「理解度100%にするのだ」と考えてしまったことによる失敗は、今でも忘れることができません。というより、素直に発表仲間や先生に相談していれば、大失態を犯すことはなかったのです。
② 頼ることを「悪」と捉えてしまっている
わたしは、塾や予備校に行ったことがありません。先生に質問したこともほとんどありません。もちろん、親にも「相談」したことはほとんどありません。抱えている問題がたとえ、「いじめられていること」であっても、です。
勉強も、友だちと一緒にやるより、ひとり自室にこもりコツコツ、黙々と進めていくタイプです。たまに親が、効率良い勉強の仕方を教えてくれることはありましたが、こちらから親に働きかけることはほとんどありませんでした。
おそらく今もすこし影響が残っているでしょうが、わたしは、「親は正しい、だから、反抗してはいけない。迷惑かけるなんてもってのほか」と信じていました。その影響あってか、いじめれていることでも、なかなか親に打ち明けることはありませんでした。それは、親にとどまらず、友人にまでおよびました。比較的仲のいい友人と遊ぶときも、「みんなに合わせよう。そううすればいちばん安全。自分のやりたいことなんて、みんなきいてくれない」と信じていました。
大学生、それも大学2年生になってようやく、「クラスメイトに分からないことを訊く」ことをおぼえてきました。
しかし、大学生、20代になったからという理由で、「金銭面は自分で何とかしろ」、「やりたいことがあっても、困ってもこっちはお金一切出さないから」と親から言い放たれてしまいました。その言葉を言葉通り受け取ったわたしは、「そうか、たとえお金が今すぐ必要になっても、自分がバリバリバイトで稼ぐしか方法はないんだ」、「親は出してくれないから、どれだけ困っても自分で何とかしなきゃ」と本気で思い込み、払えないクレジットカードの支払い金額を満たすため、本職のバイトだけでなく、スキマ時間にバイトを詰められるだけ詰め込み、身体と気持ちを病むまでバイトしてしまいました。昼夜も逆転し、全身に虚脱感が重くのしかかり、部屋で寝込んで1日中動けなくなってしまいました。当然、学業にも支障をきたしました。
しかし、異変に気付いた親は「困っていたら、すぐに相談してくれよ」と言ってくれ、支払いを満たせる分のお金を「貸して」くれました (お小遣いは基本ないため、親から出されるお金には返済義務があります)。
「言ってることちがうじゃねえかおい」と一瞬思いましたが、なんだかんだ言いながら、親もわたしのことを心配してくれていると思えた瞬間でした。
ここからは、2つのことを経験したわたしが得た対策を紹介します。全部で2つ。
① 自己洗脳で、「誰かに頼ることは悪ではない、むしろいいこと」と無意識に刷り込む
無意識に刷り込む方法として、紙に毎日書き殴るといった方法「ジャーナル」、「メモ書き」が挙げられます。
② 「自分の得手不得手」を、人に伝える
誰かに「相談する」ことは大切ですが、あらかじめこちらからも、「どんなことが得意」で、「どんなことが苦手」なのかを相手に伝える勇気をもつことも同じくらい重要です。
本日は、「誰かに相談すること」をテーマにおはなししてきました。
本日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
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