インドを紹介し始め、ふと思ったのは、「なんだか人の写真ばっかりだなぁ…」と。


今まで僕の写真は風景や建物中心だったので、新鮮に感じる方もいればなんだか物足りなく感じている人も…。


その上難しい宗教談義なんか始めちゃったものだから…。




久々にちょっと綺麗な風景を。






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日の出前のガンガー。


もう人々は活動開始ですね。ボートが何艘か出ています。






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日の出です。


人々はこの太陽に向かって沐浴をします。




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日も昇り気温も上がってくると喧騒も激しくなり、遠くは霞んで見えます。




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そんな中でも人は祈りを忘れません。



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ガートを川から見たらこんな感じになります。




これらは全てワラーナシー(バラナシ)です。


もちろん川はガンガー。




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日が沈むと水辺ではゆったりとボートが帰路につきます。









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インドの女性が美しく感じる理由。


いろいろ考えてみました。


結論として僕が考えたのは、「宗教」じゃないかと。


そもそもヒンドゥ教における「ガンガー」とはガンジス河を神格化したもので、ガンガーとは女神なのです。


ガンガーが地上に聖水をもたらす際の奔流を受け止められるのは「シヴァ神」のみであるとされ、シヴァ神はガンガーからもたらされた聖水をヒマラヤ山中に注いだとされています。


これがガンジス河の由来だとされています。


また、「パールヴァーティ」という神はガンガーとは姉妹にあたり、とても心が穏やかで優しい神だとされています。


ヒンドゥは多神教なのでいろいろな神がいますが、女神はとても心の美しい神が多いようですね。(勉強不足で、他に心の美しくない女神がいたらゴメンなさい…)


ヒンドゥ教は「キリスト教」、「イスラム教」に次ぐ世界で3番目に信者の多い宗教。


その原点は仏教とも重なる部分が多く、我々日本人にも馴染み易い宗教と言えます。



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この方は頭を剃っているのでお坊さんか、熱心な信者だと思いますが、女性です。


世界中のどのような宗教にも共通していると思えるのは、精神的な成長や道徳の教育、人間がまともに成長して行くに当たり、当然な振る舞いを勉強させてくれると言う事。


先日初めてお会いする機会があった玉川学園の熱血教師、栗田和悦先生 の言葉にも、「昨今の教育現場には宗教教育が不足している。どころか公立学校では宗教教育が全くなされていない事に対し、危機感を感じる」と言われています。


一概に宗教と言うと怪訝な顔をされ、ちょっと引かれたりもするのですが、宗教にはとても良い、大切な教えが詰まっているものが非常に多いのです。


皆さんも子供の頃、道徳教育という授業を受けた事がある方も多いと思います。


現在ではその道徳の授業ですら無い学校もあるようですが。


道徳はそもそも宗教の教えが基本になっていると思います。



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人は無駄に年輪を重ねても必ず立派な大人になれるとは限りません。


誰かに、何かに教わり勉強する機会があってこそ自分の糧となるのです。


それが道徳であり宗教なのだと最近になって気づかされました。



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花を売るおばあちゃん。


この花も単に家に飾る為の物ではありません。


母なるガンガーに流したり、宗教的な意味合いで使用するための物なのです。


インドでは、宗教というものが人々の生活の中にとても重要なウエイトを占めています。


おそらく日本のようにどの家庭にもテレビがあり、パソコンがあり、音楽を聴け、ゲームをし、美味しい物を食べ、残ったら捨てる。


こういう贅沢が無いので宗教を重んずる生活スタイルになるのでしょう。


昔の日本もそうだったのでは…?



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街中には菓子や雑貨を売るこのような店がありますが、決して豊かな物資があるわけではありません。


我々は、今一度生活スタイルや文化、子供達への教育など、見直すべき所があるのではないでしょうか…。






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一日の終わりに、ガンガーでは小さなお皿の小船に花を敷き、ロウソクに火を灯し流します。


インドでは陽が昇り、沈むまで祈りが絶えません。


この信ずる心が、美しい心を創るのだと、僕も今さらながら勉強させられた思いです。










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インドの女性。


若い人は美しく、歳をとってもなお美しい。


見た目のそれではなく、話した事も無いのに心が美しそうだと感じてしまう。


どうしてなんだろう?


決して良い生活環境とも思えず、生活水準が高い訳でもなく、でも人々は美しい。






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歯が抜けて、もちろん入れ歯を買う金があるわけも無く、でも美しい。


チャーミングなおばあちゃんですね。




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もちろん女性もガンガーで沐浴をします。




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でも女性が家事をするというのは万国共通ですね。


沐浴を済ませた後は皆で洗濯です。


あまり綺麗になるとは思えませんが…。





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洗濯を終えたサリーはそのままガンガー沿いのガートに天日干しです。


とってもカラフルなサリーは、くすんだ色のガンガー沿いに彩を与えてくれます。


知ってました?


サリーって、細長い布を巻いているだけなんですよ。


もちろんほとんどの女性はペチコートやブラウスを着てから巻くのですが、中にはこんな強者のおばあちゃんも。





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ハミチチですね…。


一枚目の写真も、よく見れば…。 ギリギリ押さえてますね…。




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若い娘たち。


ガンガーの写生をしてます。






実は僕、「おばあちゃん」が大好きなんです。


ちっちゃくて、シワシワで、でも笑顔がかわいいおばあちゃん。


世界中のおばあちゃん、どの国に行ってもおばあちゃんの可愛らしさは共通ですね。






あ、でも、もちろん若い娘も好きですよ…。










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母なる大河、ガンジス河。


ヒンドゥー語では「ガンガー」。


インド人の多くがヒンドゥー教徒で、一日の始まりに沐浴を行います。


沐浴する事で罪を流し功徳を得ると信じられており、なかでもガンガーには多くの聖地が集まっています。


有名な沐浴のシーンはほとんどガンガー沿いの聖地、「ワラーナシー」で写されたもの。


もちろん沐浴自体は頭から水をかぶる行為なので、国中、あちこちの川や貯水池などで行われています。






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沐浴する時間は、日の出頃から1~2時間位がピークですね。


でもインドでも冬は結構寒いんですよ。


この時も僕は長袖シャツにジャンバー着てましたので…。





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ワラーナシー、いろんな呼び方があって、「ヴァラーナスィー」、「ヴァラナシ」、「ベナレス」。


ヒンドゥ教や仏教の、非常に有名で重要な聖地です。


ワラーナシーで死んだ人は輪廻から解脱できると信じられており、この地のガンガー沿いでひたすら死を待つ人も多くいます。



沐浴が出来る場所は水面に向かって階段状になっている所が多く、「ガート」と呼ばれます。


ワラーナシーには沢山のガートがあるのですが、その中に「マニカルニカー・ガート」というガートがあります。


ここは沐浴の場所と言うよりは火葬場になっており、この地で死を迎えた人の火葬をします。


日本の近代的な火葬場とは違い、薪の上に屍を置き、青空のもと火葬するのです。


火葬場は撮影が禁止されており、残念ながらここで紹介する事はできません。


しかし僕が行った時も、ガンガーに浸された遺体を荼毘に付している所でした。


遺灰はガンガーに流されますが、火葬に必要なお金の無い人や、赤ん坊、妊婦、蛇に噛まれて死んだ人はそのままガンガーに流されます。


それが噂の水葬なんですね。





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宗教や思想、文化などと言う物は、それぞれの地域や人間によって異なる物。


決して自らの主張を強要するものではありません。


仏教に近いヒンドゥー教は死者を火葬にしますが、イスラム教やキリスト教ではこれを良しとはしません。


しかし我々は埋葬を否定する事は出来ないのです。




最近世間を賑わしている鯨やイルカの反捕団体。


騒ぐのは勝手ですが、文化や個人を傷つけるのは差別です。


歴史や文化が少ないお国柄だからと言って、こういう暴挙が許される時代ではありません。









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僕には単なるアジア人に対する人種差別にしか見えないのです…。







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タージ・マハル 第二弾





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夕景のタージ。


川の中にチャプチャプ泳いで撮りました。


ウソです…。





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早朝、日の出前のタージ。


うっすらと闇夜に浮かぶ玉ねぎ頭は、とても神秘的でした。






前回のコメントで、シャー・ジャハーンが幽閉された事について色々なコメントがありました。

息子によって捕らわれたこと。

仕方が無いのかなぁ、と思う方も多いでしょう

しかーし、実はこの息子さん、皇帝であるシャー・ジャハーンを幽閉した理由の諸説の一つに、実は権力争いがあったからだとの説もあります。

皇帝の4人いる息子たちは、ムガル帝国の悪しき伝統に則り、兄弟の間で権力争いが勃発します。

当初、皇帝は跡継ぎを長男にと決めていました。

その中で第3皇子であるアウラングゼーブが二人の兄を殺し、晩年、病気になった皇帝を幽閉することにより自分が皇帝になったとの説。


じつはこの説は有力らしいですね。





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インド女子。


サリーがとっても綺麗なんです。


たぶん日本人がサリーを着てもあまり似合わなそうなんですが、インド人が着るとそれはそれは美しいです。


色もたくさんあって、ピンクやブルー、オレンジにブラウン。


キラキラ光る宝石なんかを付けていたり、ゴールドのブレスレッドなんかも女性らしさを惹きたてますね。








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