「 フェラーリ F8系
アライメント調整 」です
フェラーリは 自分 初めて試運転したのは
「 ケーニッヒ テスタロッサ 」で
( エンジンノーマル ボデイキットのみ )
この時は
「 最後のエンツォ時代 」で
シャーシの造りは 初めて見た時
「 古いなあ 」でした
良く言えば 「 伝統的 」で
まあ 古いからダメか ?
て いうと 長年 磨き上げているので
「 なかなか 良い 」んですけど
次に 「 F355 」に乗ったら
「 時代が違う ! 」と 感じました
乗りやすいし 十分に速い し
壊れそうな感じも無く
明らかに
「 新しい時代 」を 感じさせて
この時代
フェラーリは 社長が
「 ルカさん 」に変わり
大変革の時を迎えていましたね
正直 クオリティは
凄く上がった感じがしましたわ
それから 「 360モデナ 」の
時代になると
「 ルカさん体制 」に なってから
初めて 「 1 から作ったモデル 」で
もう 製造方法そのものが
一気に 近代的になりました
あんなに良く出来ていた
「 F355 」より
「 さらに乗りやすく 」
「 視界も良く 」
「 鋭い旋回性 」
フェラーリも 完全に
「 時代に追いついた 」なあ
でしたわ ・・・・
そう すべてが 「 現代の造り方 」
となって
「 伝統的な職人芸 」から
「 近代的な 完璧な管理 」へと
舵を切った感じがしましたねぇ・・
で 、「 360モデナ 」から
「 F430 」へ は 正常進化して
また 「 458 」で さらに
「 一段階上りましたね 」(喜)
このモデルは
「 本当に驚き 感動しました 」
「 フェラーリ 凄ぇ ! 」でしたわ
エンジンは 「 570PS 」在り
もう「 チューンドGTR 」並みで
こんなものが
「 新車でディーラーで売ってる 」
のが 驚くレベルで
シャーシは 「 F360 、430系 」で
すでに 相当な剛性がある
「 頑丈なアルミスペースフレーム 」
を さらに一新して
「より強力な進化した
アルミスペースフレーム 」へ
さらに サスペンション
特に「リアサス 」が
素晴らしく進化して
試運転すると
ステアリングを切り込むと
まるで剃刀の如く
「 スパッ 」と 向きを変えます
初めての時は
「 本当に感動しました! 」
このモデルも
「 5年くらい時代を飛び越えた 」
モデルでしたねえ (懐)
このシャーシ よっぽど出来が良く
「 自信があった 」のか
V8モデルに限ると
308系 と 328系は
「 2 本の楕円クロモリパイプ 」を
前から後ろまでの
メインフレームとして
使用して そのため エンジンは
「上抜き 」となっています
このシャーシは
2世代 使用しています
次に
「 348 」で キャビン後端までを
モノコック構造として
リア部分は 縦置きとなった
エンジンやサスペンションを
一体としてサブフレーム化して
ボルト止めとして
リアセクション一体を
下抜きできるよう
整備性を上げています
これも 次の
「 F355 」まで 正常進化させ
( この時の進化は大きかった )
これも2世代 使用していました
次は
「 360系 」で
ここで 凄い進化して
良いシャーシが出来ましたが
このシャーシも
次の
「 F430 」で 煮詰めて進化させ
2 世代使用してました
つまり フェラーリは
ここまで 大体 シャーシは
「 2 世代で一新 」してました
けど
次の 大成功作
「 458 」では
次の「 488系 」
さらに この「 F8系 」
次の 「 SF90系 」と
常に 改良しながら
「 4 世代も 進化させてます 」
これを見ても フェラーリは
「 458系のシャーシ 」に
「 絶対の自信が有る 」のが
良く分かります
これを見ても
「 F50 」のように
「 エンジンを
ストレスメンバーとして 」
使用せず
普通にラバーマウントしながら
高い剛性を確保するため
相当に「 ごつく 」なっているのが
わかると思います
下は 「 458 」で
世代は 2 世代進んでいますが
「 基本レイアウトは変わらない 」
のが判ると思います
もちろん いろんなとこが
「 相当ごつく 」はなっていますが
アンダーカバーは 基本「 フラット 」で
レースのレギュレーションの
「 2022年までは
車軸間がフラットボトムで
なければならない 」
の基準を満たしています
この規定が まだ 無かった
「 360時代 」には
アンダーカバーを
「 ヴェンチュリートンネル 」として
使用していましたね
ほぼ 新車のこの個体
もちろん 状態も良く
各部も綺麗で スムースに
作業は進みました
モダンフェラーリは
「 乗りやすい 」し
「 快適 」だし 流す分には
「 静か 」で
やはり 「 良くできたモデル 」
ですわ ・・
いろいろ言われながらも
「 頑固にぶれず
一途に造り続けた
到達点としての
ブランド 」
は やっぱり
「 たいしたもん 」
ですねえ (感心)