不動産の売却に保険を使うって聞くけどホントだった件!
マンションや不動産は、取得するときにも売却するときにも税金がかかってきます
かしこいい大家さんや資産家の方がどんな節税方法をとっているのか知りたいと思っている方へ。
本記事ではかしこいいい大家さんなどが使っている方法を見ていきましょう。
目次
1.不動産を売るときのかしこい節税方法とは!
1.不動産を売るときのかしこい節税方法とは!
かしこい大家さんは、個人で不動産を所有するより法人で所有した方がメリットが大きいので、法人化するケースが多いです。
法人化のメリットデメリットについては別の記事で詳しく解説していますのでご興味がある方はよろしければこちらの記事を。
そして、不動産を売却すると利益に対して税金が課税されます。不動産を常とした譲渡所得がプラスになれば税金が発生します。ここでは保険を使って節税しつつ売却時の節税について解説していきます。
保険商品もいろいろありますが、今回は、生存還付給付金終身保険に法人で加入した場合を見ていきます。
例えば、648,000円を毎年生命保険として支払いますが、15年後には総支払額は(648,000円×15年=9,720,000円)になります。生存還付給付金が10,000,000円のプランだとすると15年目に、会社が社長個人からこの生命保険を買い取ります。
社長が会社に支払うのは解約返戻金部分(解約返戻金が40万円ならば40万円を支払います)。
【会社は】
会社はこれまで保険料を9,720,000円を支払っていて、その額を40万円で売却するので、数字上は9,320,000円のマイナスということになります。お金を減らさず赤字になっています。
【社長個人は】
さらに社長さんが保険の解約返戻金で受け取ったお金は、一時所得になり税率が優遇されます。利益から50万円の特別控除を引くことができて、その半分は非課税になります。
一時所得は利益から50万円の特別控除を引くことができて、さらにその半分は非課税になるよ。
不動産を売却したときに、売却益が1,000万円だったとすると、法人税(会社の規模にもよりますがここでは30%で計算します)
普通に売却をすると1,000万円×30%=300万円(法人税)となりますので、法人から個人に保険を売却することで、数字上は赤字になり売却益と相殺することで対応できます。
マンションやアパート売却時に購入金額よりも安い金額で売却したとしても、建物の評価が低いと利益が発生したとみなされるケースもありますので、いろいろなケースで活用できます。
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