マンションや土地は災害に強いものを選ぶ!
資産価値を維持し続けるにはアブナイ物件は避けたいところです。
ゲリラ豪雨や直下型地震!
それに伴う火災や建物の倒壊!
絶対に大丈夫という保証はありませんが、可能な限り調査をしておくということはできます。
建物の倒壊に関しては建築基準法の「新耐震基準」(地震に対する明確な基準)を満たしているかどうかが目安になります。
ポイントは1981年6月以降に建築申請が行われているか?建築確認申請が行われた年月をチェックしてみてください。
(旧耐震に物件でも、耐震のリフォームをしていたり、十分な強度があると考えられる物件もありますので、いろいろな条件などの兼ね合いで見ていきましょう)
また、地域の災害危険度を知っておくことも大切になります。東京都都市整備局では市町村別に地震に関する危険度一覧表を出していますので事前に把握しておきましょう!
過去の災害記録などを各自治体が出しているハザードマップなどで確認しておきましょう。
地震保険ってどうなの!
火災保険には、火事や落雷、水害、雪害などは幅広く補償をしてくれるのですが、地震や地震に起因する津波や液状化による損害は補償してくれません。
こんなときに、地震による損害を補償してくれる保険が「地震保険」です。
地震保険は単体では契約できないので、火災保険に上乗せして加入します。
地震保険は高いというイメージがあるかもしれませんが、管理組合で地震保険に加入している場合、大規模修繕工事の調査時など、被害が確認された場合に地震保険がおりることもあります。地震による被害を受けた場合には心強い保険です!
地震保険は条件や評価額が同じならば、どこの保険会社で加入しても保険料も補償内容も変わらないのですが、保険の鑑定人の鑑定結果次第で支払われる保険金が変わってきます。
損害の度合いが不当に低く見積もられてしまって、正しい保険金が受け取れないという事例もあるようですので、結果に疑問が残るようであれば再鑑定を申請するなどしてみてください。
(災害発生時に地震保険の契約をしていれば、地震保険を解約していたとしても後で申請をすることもできます。)
【地震保険支払いまでの流れ】
・地震の被害を受けたら保険会社に保険金支払いの申請をする
↓
・保険の鑑定人が損害の状況を調べて鑑定し、結果を保険会社に報告する
↓
・保険会社が契約者に保険金を支払う
単独でも入れる地震補償保険!
地震保険には入っているけど、地震が来ても補償されない分はどうしよう!
地震保険は高いので続けるのが厳しいけれど、地震に対する備えはしておきたい!
そんな方におすすめしたいのが、住宅新聞でも紹介された「地震補償保険」!
他の保険との併用もできて、単独も加入できるのが特徴です。
地震保険の保険料が高いと感じたら、補償内容などチェックしてみてくださいね!
※地震補償保険がおすすめな理由
1.地震保険に上乗せOK
└地震保険と重複して保険金を受け取ることができます。
2.単独でも加入OK
└既に保険、共済に加入していても、単独で加入できます。
3.支払額の査定が客観的
└保険金のお支払いのための調査は、地方自治体が行いますので公正です。
4.保険金の使い道が自由
└保険金の請求は、領収書などは不要で、請求手続きも簡単です。
5.保険料は、月額1,210円から
└保険料は都道府県/建物の構造によって変わって来ます。
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