闘病記の続きです。


2011年6月末

3度目の生検です。

今回は頸部と右の扁桃腺摘出。


昼過ぎに手術室へ。

麻酔ですぐに眠くなり、

気付いたら全て終わってました。

全身麻酔だからね。


術後はかなりきつかったです。

扁桃腺を摘出したことによる喉の痛みが半端ないショック!

つばを飲み込むだけで激痛。

水を飲むことさえできず。

ご飯なんてもちろん無理です。

術後10日くらいは絶飲食でした。

無理してでも食べないといけないと言われましたが

まったく受け付けませんでした。

点滴にお世話になりました。

もともと食べるのは大好きなのですが

この時は食事の時間が嫌で嫌でしょうがなかった。


くわえて熱も出ました。

私は手術をすると必ず熱が出ます。

この時は熱が全然引かず肺炎まで引き起こしてしまいました。


本当にトイレに行くのがやっとで

あとはずっと寝ていました。


思い出しても本当にきつかった。

嫌なことばかりで心が折れそうでした。




闘病記がまだまだ途中ですが

リアルタイムのことを書きます。


2012月8月

経過観察のためにCTを撮りました。

その経過を聞きに行ってきました。


結果はグレー

頸部に少しの腫れがありました。


5月にもCTを撮っていてそのときもグレーでした。

今回と同じように頸部が少し腫れている。

5月の時は体調がわるかったので

生理的反応ではないかということになりました。


そのことがあったので今回あまり間隔をあけずCTを撮ることになりました。

で8月のCTには同じようなところに少し腫れている部分がありました。

今回もCT撮影の直前ではないけど体調が悪いことがあった。

娘がいるので娘がなにかしら保育園から

菌を持って帰ってきてしまいますからね叫び

娘が体調を壊すともれなく私もダメになります。

なのでこの腫れがリンパ腫なのか生理的反応なのかはっきりわからない。

腫瘍マーカーのLDHと可溶性なんとかは正常範囲内なんですけどね。


なのではっきりさせるためにもPET-CTをすることになりました。

PETかあ~シラー

痛みとかはないんだけどあの雰囲気が苦手。

拘束時間もながいしねあせる


そして来週PETの結果を聞きに行きます。

何にもなければいいけど。

もし再発であればまた治療再開です。

可能性として頸部だけであれば放射線治療。

もしくは同種移植。等といろいろ聞いてきました。

まったく現実味がわきません。

とりあえず選択肢はまだいろいろありそうです。


今はとても宙ぶらりん状態。

イライラしますプンプン

素人がいくら考えても結論はでないってわたっているのに

あーだこーだ考えてしまいます。


怖いけど早く結果が聞きたい。

闘病記の続きです。


2011年6月


生検の為の面談です。

私、旦那、血液内科のS先生・F先生、耳鼻科のS先生・M先生

患者より先生の方が多いよ。


①まず生検の首をきってそこから腫瘍を取りだす。

これはいつもと一緒なのでだいたいわかる。

また首に傷がつくのか、嫌だなーって思ってた。


②あと扁桃腺がすごく腫れているので左の扁桃腺を取る。

これはびっくりした。

私はもともと扁桃腺が大きかったので全然気にいていなかったが

どうやらこれもリンパ種のせいで大きくなっているみたい。

確かに生まれつき扁桃腺が大きい人はいるけどここまで

大きくならないらしい。


扁桃腺は取った後が結構つらいらしい。

1週間くらい食べること出来ないみたい。

もーどれだけ苦しまなきゃいけないのよパンチ!

勘弁してくださいよ。


先生たちは術後どれくらいしたら抗がん剤治療をはじめていいのか相談してる。



問題はその後

生検が終わった後どんな治療になるのか?


今までのよりも強い抗がん剤をして自家移植にもっていくのか?

同種移植になるのか?


治療はまだまだ続きそうだ。

自家移植して帰るつもりで入院したのになしょぼん

私のゴールはどこにあるんだーグー



闘病記の続きです。


2011年6月


自家移植中止を告げられて1日。

ショックからなかなか立ち直れない。


再度生検をしなければいけないこと。

その結果たぶんCHOPより強い抗がん剤することになる。

そして自家移植または同種移植。

明るい材料まったくなし!!


こんな状態だが生検の為に

耳鼻科を受診。

もう慣れたけど血液内科の先生は生検しません。

今回は頸部の腫瘍を摘出するので耳鼻科です。

なんていったって生検は3回目なので慣れっこです。

一通り診察して終了。


耳鼻科と血液内科の先生で相談して最終的に手術方針を決めるみたい。

後日に面談の時に詳しくお話ししますねって。


気持ちはまったくついていってないのに

物事は動き出した。

このままじゃいけないと思うが

まったく前を向けない。


闘病記の続きです。


2011年6月


旦那が来たので看護士さんに連絡。

ほどなくして主治医のS先生とF先生が来た。


「先日撮ったCTで腹部の腫れは殆どなくなったが、

 頸部の腫れがみつかった。

 3月のCTでは一度小さくなっていたが

 再度大きくなっているようだ。」


結果として

新たな腫瘍が見つかったので

このまま自家移植するのはベストではない。

再度治療方針を立て直したいとのことだった。


頸部の腫瘍が何なのかはっきりさせるために

再度生検が必要。

腹部の腫瘍がほどんど無くなっているのに

頸部だけ再度大きくなったということは

もしかしたらT細胞以外の悪性リンパ腫かもしれない。

再発(再燃)も考えられるが頸部だけ

腫れているというのがよく分からない。

よく分からないと治療方針も決められない。


今後は生検の結果を見ないと決めれないが

新たな抗がん剤をして自家移植

もしくは同種移植。


目の前が真っ暗になった。

自家移植をして終わりのはずだったのに。

あと少しあと少し頑張ってここまできたのに。


先生の言っている意味が分かるのだが

理解したくない。

頭が拒否反応してる。


この時は話を聞くだけでいっぱいいっぱいだったので

詳しい話は再度面談することになった。


病気が分かっていろいろあったが

この時は一番ショックだったし、いっぱい泣いた。

これ以上涙が出ないんじゃないかってくらい。

なぜ?なぜ?なぜ?

その言葉で頭がいっぱいだった。