闘病記の続きです。
2011年6月
旦那が来たので看護士さんに連絡。
ほどなくして主治医のS先生とF先生が来た。
「先日撮ったCTで腹部の腫れは殆どなくなったが、
頸部の腫れがみつかった。
3月のCTでは一度小さくなっていたが
再度大きくなっているようだ。」
結果として
新たな腫瘍が見つかったので
このまま自家移植するのはベストではない。
再度治療方針を立て直したいとのことだった。
頸部の腫瘍が何なのかはっきりさせるために
再度生検が必要。
腹部の腫瘍がほどんど無くなっているのに
頸部だけ再度大きくなったということは
もしかしたらT細胞以外の悪性リンパ腫かもしれない。
再発(再燃)も考えられるが頸部だけ
腫れているというのがよく分からない。
よく分からないと治療方針も決められない。
今後は生検の結果を見ないと決めれないが
新たな抗がん剤をして自家移植
もしくは同種移植。
目の前が真っ暗になった。
自家移植をして終わりのはずだったのに。
あと少しあと少し頑張ってここまできたのに。
先生の言っている意味が分かるのだが
理解したくない。
頭が拒否反応してる。
この時は話を聞くだけでいっぱいいっぱいだったので
詳しい話は再度面談することになった。
病気が分かっていろいろあったが
この時は一番ショックだったし、いっぱい泣いた。
これ以上涙が出ないんじゃないかってくらい。
なぜ?なぜ?なぜ?
その言葉で頭がいっぱいだった。