日本の精神病院は薬付けとなり、閉鎖的で、人里離れたところに点在していく傾向があります。
その中で、例外的に、全ての入所者に、作業療法をさせて、鉄格子の部屋もなく、入所者の症状が良くなると、精神病者自身が回復をした人を先頭に自治会組織を作り、社会復帰の、世話をするような素晴らしい精神病院がありました。先週訪ねた、精神科を中心に伸びてきた病院でしたが、精神病者の身体面の配慮をもっとすべきだということで、精神科単独ではなく、内科,外科などを並立して、伸びてきて、地域の中核病院、大学の研修病院になってきている病院を見てきました。しかも米国並みの、建物づくりで、待ちのど真ん中に共存していました。大学の精神科では経験できないような、活気にあふれた病院の雰囲気でした。 勿論、鉄格子の部屋はありませんでした。創業者の先生の精神病者に対する愛情のある病院経営であり、そこで働く、若い医師たちも、意欲のある顔をして見えました。日本の精神科病棟は絶望的だという経験をしてきましたので、久しぶりに、日本でも希望の持てる精神病棟があることを経験しました。
