「夫婦なのにしないのは、ただの同居人だ」と言われたことありませんか？

こんにちは。FSD・セックスレス専門カウンセラーの松尾 聡子です。

夫とのセックスに乗り気でないときに

「夫婦が円満であるためにセックスは必要」

「セックスしないなんて、それは夫婦じゃなくて、ただの同居人だ」

と言われたこと、ありませんか？



セックスがあってこそ、夫婦である、だから、しないのは夫婦じゃない、

という理屈になりますが、

こんなふうに、選択肢が極端な二択しかないと

どちらも選べない場合、つらくなっちゃうものです。

そして、実際は「０か１００か」というような

二択で片付けられることはほとんどなくて

１から９９までの状態の方が、単純に数だけ見ても圧倒的に多いんですね。

だから、心が苦しくなったり、悩みが生まれるのは

選択肢が二択しかない、と「思い込んでいる」ときなんです。



では、本当に

「セックスしない＝夫婦じゃない」のでしょうか？

実際には、身体の状況や距離的に離れていたり、あるいはお仕事や家庭の事情など

さまざまな理由で、夫婦だけどセックスできない人はたくさんいます。

そういう人たちは夫婦ではないのか？というと、

もちろん、そんなわけはありません。

「うちはそんな特別な事情はない」

「できるのに、しないのはおかしい！」

という反論が聞こえてきそうですが＾＾；

まずは、セックスしなくても夫婦でいる人はたくさんいる、という「事実」がある、

ということを、知っていただけるといいかな、と思います。



「セックスしないのは、夫婦じゃない」というように

「０か１００か」「白か黒か」の完璧主義の思考パターンになってしまうと

たとえ、ふだんはセックスしていて、たまたま断られた、としても「夫婦じゃない」ことになります。

そうすると、ちょっと気分が乗らないな、とか

疲れて早く寝たいな・・・

というときにも断りづらくなりますし、

断られた方も、必要以上に傷ついてしまいます。



だから、断ることでつらいとき、

逆に、断られてつらいとき、

どちらにしても

「するから夫婦として成り立つ、しないと成り立たない」という０か１００か、ではなく

その間に１～９９があることを、思い出して欲しいなと思います。

セックスのある・なしだけが、夫婦としての幸せをはかる物差しではありません。

夫婦の幸せの形は他にもたくさんあります。

できないからと相手を責めてしまったり

できない自分を必要以上に自分でも責めてしまうのではなく

できないなら、それ以外での夫婦の幸せを見つけてみませんか？

もちろん、相手はそうは思ってくれないかもしれません。

でも。

まずは自分だけでも、そのことを知っておいていただきたいなと思っています。

レスでお悩みの方は、こちらの無料メール講座も参考にしてくださいね。

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