カウンセリングオフィス・フロンティア公認心理師の小島俊久です。
久しぶりの投稿となってしまいました。８月も終盤でいつの間に時間が経っていた感じです。
この間にオリンピックが開催されテレビ観戦していました。
コロナ禍は続いており変異ウイルス、ワクチン接種などは気にしているところです。
アフガニスタン情勢はとても気になり報道から目が離せないです。
カウンセリング臨床は通常通りです。今年はお盆休暇をほとんど取りませんでした。
今月の講師業務の報告です。
２１日は兵庫ひきこもり相談支援センター阪神ブランチ主催のひきこもりサポーターフォローアップ研修でした。演題は「ひきこもる人のメンタルサポートについて」です。
カウンセリングで伺ってきた当事者の方々の心情や思いについて共有しつつ、支援側はどの様な心持ちで関わることが求められているか。
上手く関われていない時に支援者に何が起きているか。
無意識にある否定的世界観。
では肯定的世界観とはどの様なことか。それはどう表現されるのか。
そんな内容でした。
２２日はスクールカウンセラーとして勤務する高校での教育セミナー。
今年は「起立性調節障害と通信制高校」が演題。
１０年目を迎えたＳCですが、起立性調節障害の生徒さんのカウンセリングは決して少なくありません。
不登校生徒の２〜３割はこの症状があると言われています。
朝に起きられないことは登校に大きく差し障ります。遅れて登校すること、欠席することから徐々に不登校状態へと進行してしまうことがあります。
その間に自己嫌悪や自己不信、また周囲から理解されないことからの孤立、孤独、他者不信などが生じ、メンタルヘルスに大きな影響を及ぼします。
カウンセリングはとても重要なサポートです。
カウンセリングでのサポートの仕方、通信制高校としての勤務校の取り組みやサポートについてお話しました。
３１日には男女共同参画センター相談員のＳＶ研修です。
９月は生涯学習センターでの傾聴講座、ひきこもり支援ネットワーク会議でのファシリテータと講師業務が続きます。
ご用命頂くことは光栄なこととして受け止めています。そこから様々な人たちとの繋がりが起きます。
そのことは個人臨床や家族、集団臨床に効果的な影響をもたらします。
これまでを振り返りつつも、「ここから始まる」といつも始点を意識しています。
ではまた。
◆INFORMATION◆
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