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「よい番組」づくり、とは…その2

一ヶ月ほど前に私が書いた上記タイトルの続編であります。

本日NHKの「日本の、これから」にてテレビに関する「つくる側(プロデューサー)」と「利用する側(視聴者)」との討論番組を拝聴致しました。

番組制作の裏側については制作費を提供するスポンサー獲得のため沢山の視聴者の方に視ていただくための工夫をされている様子を聴くことができましたがしかしながら番組には視聴者同士のコミュニケーションを妨げうる点が挙げられていたのは言うまでもありません。

…ネットの問題…昔から地方で起こっている問題であります。昔の地方局の運営体制は、例えば、東京にNTV・TBS・フジテレビ・テレ朝・テレ東のキー局があるのに対し、地方に2局の民放局があるとすれば、一つはNTV・テレ朝、もう一つはフジテレビ・TBSといった感じでテレ東を放送する局は時々あるかないか…、という流れ(いわゆる「クロスネット」)が主流でありました。地方局一軒につき二つもしくは複数の局と契約を結ぶといった形式により、弱点として、ある程度の番組(ニュース・クイズなどの教養番組・ドラマなど)まではキー局とリアルタイム同時でみることができましたが他の番組(バラエティ、特番など不定期な番組)については一週遅れにて再放送のような形で放送されており「リアルタイムではない」という屈辱的な気持ちにかられる感覚を受けておりました。

今では東京と同時のリアルタイムで番組を見れるよう地方局を増やし、少しずつ改善がなされているようですが、リアルタイムで地方で放送する為には地方のスポンサーも必要になってくるのが現実であります。

しかしながら、地方財政が厳しくなりますと地方局の営業担当の方は東京のキー局まで運賃や手みやげ代をかけ番組を買い求めに行く事も難しくなってきます。すなわち、地方局のスポンサーとは「制作費」というよりは「購入代」に近いかたちになるということになります。視聴者への影響は地方財政とほぼ結びついているのかもしれません…。

往年のお笑い番組も、地方に在住していた頃は片方がリアルで、片方が再放送の上打ち切りのような放送の形式であった記憶があります。週刊誌を購入し、記事に地方で放送していない番組名記載があるときは番組内容がわからなく、雑誌を読む気になれない常もありました。放送の地域格差がなくなる日はいつの日になるのでしょうか…。

今日はこんなところです。

「筆記具」と「心のコミュニケーション」

最近はパソコンや携帯電話で物事を伝えることが日常生活のなかでは普通とされていますが、時として場合によっては手書きの文字も心を伝えるコミュニケーション手段の一つになる得ることもある様です。

知り合いでかつて新聞記者をしていた者がおりまして、取材や記者会見でメモをとる際に用いる筆記具は必ず、0.9mmで克つ2B芯のシャープペンシルを用いておりました。0.9mmや2Bの意味する所以は、芯の折れにくい太さで濃く克つ所定の時間内に素早く書ける、速攻勝負型の筆記具であるとのことで彼は記者を辞めてからも現在に至るまで長年愛用しているという話でした。

こうして長年、筆記具にこだわりを持ち続けた彼は職掌柄からでしょうか原稿用紙に文章を書く際には必ず万年筆にこだわりを持ち、書かれた文字からも彼なりのこだわりを伺えることがあります…シャープペンシルと同様、太さや書く滑らかさはもちろんのことですが、長時間の筆記作業に耐えられる様にと彼の手の向きに合わせて故意に角度のメンテナンスをしてもらうなど、特徴の表れた文字から筆記具のそんな様子が見える気がいたします。

正直申し上げますと、彼から筆記具の文字の太さについてのこだわりを伺うまでは、万年筆の太さについての知識は皆無でした。記者時代のシャープペンシルの名残を残すかの様な万年筆のラインの太さは、彼の癖ある独特な文字と相重なり合って彼という存在を一層引き立たせます。これも筆記具の持つチカラなのでしょうか。

余談ですが、2.0mm芯のシャープペンシルならぬ、シャープ鉛筆なる筆記具を文具店にて見つけました。昔のロケット鉛筆と太さは同じぐらいかと思います。太さにこだわる彼にも見せてみましたが、かつてない太い芯のシャープの登場に失笑していました。しかしながらシャープ鉛筆と言うだけあって普通の鉛筆の様に伐採された木材で製造されるのではなくホルダーと太い替え芯を差し込むだけで無駄に木を削ることなく資源を大切にできるエコな鉛筆ですので環境保護に期待できるかもしれません…。

手書きの手紙を頂きますと書かれた人の気持ちが文字を通じ直接伝わると同時に、とても嬉しい気持ちになります。今年の年賀状の宛名が見知らぬ同士で同じ字体のソフトを使っているのが明らかにありました。貰う側としては実に残念な所です。たまには手書きで気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

…今日はこんなところです。

自動車

厳しい就職戦線のなかで、特に厳しさを窮めているのは自動車産業ではないかと思います。

相次ぐ派遣切りはあらゆる業種を揺るがす社会現象に繋がり行った流れがあります。それは自動車に始まった事かといえば、最近始まった事ではない様な気が致します。

ヤフーで流されたニュースに対するコメント欄には「不況で大変なのに少数でも採用するのはすごい」とありました。企業努力として少しでも若い芽を育てるという姿勢を見せている、そんな感じがします。

そんな状況下に於いて、先輩の方々の業績とも言うべき各ディーラー店の売り上げはと言いますと、車検や整備・修理といった項目の売上が多く、新車購入による売上は少ないようです。新たに車を購入する事を控え、逆に修理費用に回して長く使用する傾向が消費者にとって家計を守る一つの手段としている流れに対しては今の世界経済がよりよい方向へ進めない限り、歯止めをかけるのは極めて難しいというのが現状です。

そんな中、ある自動車会社の幹部クラスに対し、業績赤字を埋めるべく自社ブランドの自動車を購入するようにとの社命が下ったとのニュースで報じられました。配下の社員からすれば、幹部クラスの普段の生活は豊かなイメージがあり羨ましい反面、一般社員の努力のお陰で裕福な暮らしができるのだから少しは社員の賃金の支払の為に是非社員一丸で産みあげた結晶を幹部自ら購入して感触を確かめて欲しい…そんな心の内の苦しみを声には出さずとも訴えている方も少なくありません。

また、自社でなく他社制の自動車で通勤している社員に対し何らかの制裁を与えるとも報じられています。自社製品を愛せずして売上上がらないという点については他業界も同じ事が言えるのではないでしょうか。

関連して、売上も業界シェアも低いある飲料メーカーが社員にアンケートとった所、自社の飲料製品は味良くなくあまり好きでないとの回答が多く売上伸びない原因はココにあるとして根本から全体の見直しをし成功に至ったという例があります。社員の自社製品に対する「嫌い」から「好き」へと変える為、副社長は社員一人ひとりに細かい心配りで対話を続けた結果、業界シェアと売上が向上したとの事です。

「会社人間」ではないですが自社製品を細部まで愛せる気持ちになり社員の志気を高める事こそ本来の企業努力であり消費者に届ける企業の声ではないでしょうか。

…今日はこんなところです。