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蜂蜜の屈折 率 --詩人が俳句を詠む--
俳句の魅力に取り憑かれ、詩人を廃業して句作に没頭しています。
理解が始まる手前でほどけていく世界を手に入れたい。
美しい虚の世界を創り上げたいです。
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コブラの眼よりもコブラを使へる眼 後藤比奈夫の句を読む その6 視線の方向を変えて詩を生む
浴衣着を愛染さんの喜ぶ日 後藤比奈夫の句を読む その5 読むとほっとする句
孑孑は湧くにまかせて雨安吾 後藤比奈夫の句を読む その4 笑みを帯びた静謐
鐵線花に紫衣の紫憑きにけり 後藤比奈夫の句を読む その3 世界を霊性化する俳人
をだまきの紫賎のものならず 後藤比奈夫の句を読む その2 卑小なものを捉え直す
秋思祭すみしやすらぎ月にあり 後藤比奈夫の句を読む その1 柔らかな感受性
春の夜や寝れば恋しき観世音 川端茅舎の句を読む その7 不在を親密さに変換する詩的装置
囀や拳固くひたき侍者惠信 川端茅舎の句を読む その6 拳固+喰ひたき
達磨忌や僧を眺めて俳諧師 川端茅舎の句を読む その5 文学を宗教的営みと等価にする力
躓きし石生きてとぶ枯野かな 川端茅舎の句を読む その4 凝縮された死生観の核心
肥船や白帆つらねて麦の秋 川端茅舎の句を読む その3 生と死を生命的循環に収める
ふくやかな乳に稲扱く力かな 川端茅舎の句を読む その2 儚さ=生命の肯定
薮寺の軒端の鐘に吹雪かな 川端茅舎の句を読む その1 死を前にした畏怖と謙虚
捕虫網新しきまま浮いてをり 波多野爽波の句を読む その98 語らずに震えを差し出す
雪しろや日当りよくて蔵二階 波多野爽波の句を読む その97 時間の多層性
宇治に来てひとりは淋し門茶かな 波多野爽波の句を読む その96 孤独が透明に溶けてゆく
ひとり書を曝してひとり健啖よ 波多野爽波の句を読む その95 俳句の力
網戸越し例の合図をしてゆける 波多野爽波の句を読む その94 要素の並びが詩の磁場を生む
水遊びする子に手紙来ることなく 波多野爽波の句を読む その93 詩は揺らぐ可能性の場
日に熱き白子干場の煉瓦かな 波多野爽波の句を読む その92 AI君グルメ化する
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