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蜂蜜の屈折率 --詩人が俳句を詠む--

俳句の魅力に取り憑かれ、詩人を廃業して句作に没頭しています。
理解が始まる手前でほどけていく世界を手に入れたい。
美しい虚の世界を創り上げたいです。

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  • 宇治に来てひとりは淋し門茶かな 波多野爽波の句を読む  その96  孤独が透明に溶けてゆくの画像

    宇治に来てひとりは淋し門茶かな 波多野爽波の句を読む その96  孤独が透明に溶けてゆく

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    ひとり書を曝してひとり健啖よ  波多野爽波の句を読む その95  俳句の力

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    網戸越し例の合図をしてゆける  波多野爽波の句を読む その94  要素の並びが詩の磁場を生む

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    水遊びする子に手紙来ることなく  波多野爽波の句を読む その93  詩は揺らぐ可能性の場

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    チューリップ花びら外れかけてをり  波多野爽波の句を読む その91  出来事を読者の内部に生む

  • 下足札桃色黄色春の雪  波多野爽波の句を読む  その90  読者を意味未満の空間に導くの画像

    下足札桃色黄色春の雪  波多野爽波の句を読む その90  読者を意味未満の空間に導く

  • 外に出してある盆梅が目ざはりで  波多野爽波の句を読む その89  表層の乾きと深層の充実の画像

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    悲鳴にも似たり夜食の食べこぼし  波多野爽波の句を読む その88  AI君の究極の姿

  • 船虫のアロエの鉢の蔭へみな  波多野爽波の句を読む その87  句を読者との共作に開くの画像

    船虫のアロエの鉢の蔭へみな  波多野爽波の句を読む その87  句を読者との共作に開く

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    冷凍車末枯よりぞ発しける  波多野爽波の句を読む その86  言葉の外の震えを差し出す

  • 鶏頭にこぼしてゆきし鰯かな  波多野爽波の句を読む  その85  詩は未定義のまま余韻を残すの画像

    鶏頭にこぼしてゆきし鰯かな  波多野爽波の句を読む その85  詩は未定義のまま余韻を残す

  • 灯の下へ桃色日焼もちて来る  波多野爽波の句を読む その84 触れてはいけないものに触れることの画像

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  • 夜着いて燈はみな春や嵐山  波多野爽波の句を読む その83  言葉が語らずに伝える時詩は開かれるの画像

    夜着いて燈はみな春や嵐山  波多野爽波の句を読む その83  言葉が語らずに伝える時詩は開かれる

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    繕ひし垣より走り出でて湖  波多野爽波の句を読む その82  詩は再び逸脱する沈黙の力

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    繕ひし垣に紅唇ゆるぶまま  波多野爽波の句を読む その81 いずれにも名を与えない

  • 脱いである褞袍いくたび踏まれけり  波多野爽波の句を読む  その80  語らないことによる秘密の画像

    脱いである褞袍いくたび踏まれけり  波多野爽波の句を読む その80  語らないことによる秘密

  • 多すぎるとおでんの種を叱りけり 波多野爽波の句を読む その79  語りえぬ何かを震えとして宿すの画像

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    捲き上げし簾に房の二つづつ  波多野爽波の句を読む その78  語られなかったことで詩が開く

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