ドキュメンタリー映画
先日、ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』を観て来ました。そんな私の今日この頃。上映中から、帰りの電車、家に帰ってひといきついても涙が込み上げてきます。戦後混乱期の日本に生まれ、5歳でアメリカに養子に出された主人公、木川洋子さん(バーバラさん)。彼女のシンプルな願い、『母に会いたい』という思いで、この物語はいろんな協力者に後押しされ、生きていること、生きていくことへのすばらしさが映画に描かれていました。この映画に出演している方々は、忘れたい事、話したくないこと、思い出したくないこと、消されそうになっていることを、話してくれています。その気持ちを思うと、どうしようもない気持ちになりました。どうしようもない気持ちになる私とは逆に、ご本人は、とても美しい笑顔で微笑んでらっしゃいました。生き方が顔をつくっていくというのは、本当だなと感じます。ドキュメンタリー映画『Yokosuka1953』映画館で観れてよかったです。そんな私の今日この頃。