アスペクト(座相)
これまで、ホロスコープを構成している
①サイン(星座)
②天体
③ハウス
について、解説させていただきました。
過去のブログはこちらから💁♀️
ハウスについてはこちら💁♀️
次は、「アスペクト」について書いていきます。
アスペクトとは…
日本語で「座相」といい、ホロスコープ上の10個の天体や感受点(ASCアセンダント、MC…など)達の配置を見た時に、その天体や感受点同士が、ホロスコープの中心点からみて「特定の角度」を形成していることをいいます。
角度というと、ちょっと難しく感じる方もいらっしゃると思いますが
ホロスコープは見ての通り「円」です。つまり、一周の角度は360°ということになります。
そして、その周りにある12サイン(星座)は、12ハウスと違い、全て均等に配置されているので、360°÷12サイン=30°です。つまり、各サイン毎に、30°づつ配置されています。
【図解】
※角度を説明する際分かりやすいように、ハウスの線(カスプ)ではなく、赤い点線でサイン(星座)の境界線を補足しています。
例えば仮に、牡羊座0度に♀金星が。蟹座0度に♂火星があると仮定します。
(わかりやすく大きく表示しています)
↓
この場合、♀金星と♂火星は90°という角度を形成している。ということになります。
実は、この角度、何でも良いというわけではなく、アスペクトとは…の部分で書かせていただいた通り、「特定の角度=意味がある角度」を形成した時に、「アスペクトをとる」といいます。
(ただし、何でもいいわけではないのですが、実は、めちゃくちゃ種類があります💦)
ここでは、数多くのアスペクトの中でも、
最もメジャーなアスペクトを
ご紹介していきたいと思います。
アスペクトの種類と名称(メジャーアスペクト編)
・0°(コンジャンクション)強調
・60°(セクスタイル)発展・協力
・90°(スクエア)葛藤・衝突
・120°(トライン)安定・調和
・180°(オポジション)緊張
(※先程の図に示した♀金星と♂火星の90°は、「スクエア」を形成している。となります。)
まずは、ホロスコープを見た時に、このメジャーなアスペクト(角度)を見つけられるようになるといいですね✨
メジャーアスペクトのうち
90°と180°は「ハードアスペクト」
60°と120°は「ソフトアスペクト」
と呼ばれ、ハードは葛藤や挫折、衝突・緊張を、ソフトは安定や調和・発展的、スムーズに物事が進んでいくという意味です。
0°は、合(ごう)とも呼ばれ、良くも悪くもパワーが強調されるので、ハード・ソフト両方の意味で取ることができる角度になります。
それでは、「この角度がそれぞれ何故、ハードとソフトに分けられるのか?」というところを次のブログで書いていきたいと思います❣️
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