インド式のかけ算は大きな位から先に計算します。小学校や塾とは順番が逆です。
39×2で考えてみましょう↑
①30×2=60
②9×2=18
③70+10+8=78
上の画像のように、18の10が後ろから前へ繰り上がるイメージです。
「6」の前に「0」が入っているのは、「0」の場所に繰り上がる可能性があるからです。
たとえば、
30×3=090 ですが、
40×3=120 なら、3桁なので「0」の位置が「1」になります。
3桁にならないときは「0」です。
これは、インド式というようり、たぶお式のオリジナルです。「0」を書くことにより、桁を意識する習慣がつきます。
今、調べてみて驚いたのですが、学習指導要領には「39×2」のような2桁×1桁の筆算という項目がないようです。
学習指導要領では、2年生のとき、「40×8」のような計算を暗算で教えるという指定がある。3年生になると2桁×2桁の筆算を筆算を習う。
でも、2桁×1桁の筆算という項目がありません。
インド式を叩き台にしたたぶお式では、
2桁×1桁 筆算⇒暗算
2桁×2桁 筆算⇒暗算
筆算の目的は、計算の仕組みを理解するためです。
仕組みを理解できればそれで十分。後は暗算で計算します。
ともあれ、たぶお式は小学校や塾とは学習の仕組みがまるで違います。
当初は広島にある家庭学習研究社5、6年の定期テスト対策用としてつくったので、学校でかけ算の筆算を習った後、インド式の計算法がおぼえるという順番でした。
しかし、いつの間にか学年がどんどん下がり、今では幼稚園児が2桁×2桁を暗唱するようになりました。インド式で最初にかけ算をおぼえてあと、小学校で学校式の計算法を習うわけです。
で、「学校でかけ算を習うとき混乱しませんか?」という質問がしばしばくるわけです。
インド式のプリント学習を始めたあとですが、テストや学校、塾でこれまでのやり方を変えることはないようです。
くもんは計算法じたいは学校と同じです。そろばんの場合、頭の中にそろばんを浮かべ暗算で計算しているそうです。
インド式はプリント以外では使いません。それはそれでかまわないでしょう。
実際、インド式は他の計算法と比較して特別速いということありません。スピードだけを比較するなら、くもんやそろばん、そろタッチの方が速いんですよ。
インド式は速さを競うために勉強するわけではありません。
コリラちゃんの場合、新3年生なので学校式がしっかりと頭に入っていて、今からインド式の考え方を身につける、という感じですね↓。
ユーザーの声
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今日の雑談
学校も塾も、トヨタのカンバン方式のように生産効率最優先です。
自動車生産なら均一化を目指すことは当然ですが、お子さんは一人ひとりみんな違います。学校側の都合でベルトコンベアに流される知識を詰め込まれてはかないません。
たとえば、歴史ですが、古代から現代まで順番に習っていくのが当たり前だと追い込まされていませんか?
こんなもんどこから勉強したっていいわじゃないですか。中学受験の当日までにすべての年代をおぼえる必要はあるけど、順番はどうだっていい。最終的にすべてが頭に入ればいいだけです。
順番にやるのは、学校や塾の都合です。教え方を均一化しやすいからです。
九九にしても、別に「いんいちがいち」からおぼえる必要はありません。これについては、また、書きます。たぶお式が学習効率がすごく高いのは、学校や塾のやり方をまったく無視して、お子さん一人ひとりに最適な方法を考え続けているからです。
サピ信仰とか東大信仰とか、ほんとかんべんしてほしいです。「東大生が考えた」というキャッチフレーズの商品はみんなロクでもない。そんなものは、みんな、ゴーストが考えてゴーストが書き、広告代理店がプロモーションしてでっちあげた幻想です。じっさい、かつてはそういう仕事をしていたのでやり口は全部、知っています。学生ごときに、まともなものがつくれるはずないです。
で、今、話題の岩波メソッドです。
インド式の劣化版みたいなわけのわからない計算法ですが、2桁×1桁に関してだけおもしろいです。
もちろん、ドリルとしての完成度はたぶお式の足もとにも及びません。が、2桁×1桁で一の位をサカナの尾びれに例えるやり方は面白い。2桁のかけ算は1の位は絶対に繰り上がりがないから足し算がないんですよ。
この東大理3が売り物のお兄ちゃん、典型的な受験マシーンだから論理的な思考能力はないけど、ここに目をつけたことはすばらしい。ほめてあげましょう。
このシリーズ、2桁×1桁だけは役立ちます。
幼稚園は、かけ算の習得にかなり反復が必要です。小1~2年の2、3倍の学習量が必要です。で、たぶお式ばかりだとあきるので、これを薦めています。
しかし、2桁×2桁は意味不明。絶対に手を出さないほうがいいです。
ここだけの話ですが、某超有名な先生が推薦文の依頼を受け即座に断ったとか。「まったく書いてることが理解できないのに、推薦文なんて書けるわけだろう」と答えたとか。まったく同感です。このお兄ちゃん、インド式がまるでわかってないです。
ありとあらゆる教材を入手し、再構成し、体系化したのが、たぶお式です↓
水曜と日曜、ZOOMの無料学習会
オンライン学習会は水曜日と日曜日です。
水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、5時45分から英語のミィーティングです。
北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。海外からの参加者もいます。
年齢は幼稚園から小6まで。塾に通わない普通のお子さんも、全国トップクラスもいっしょに勉強します。
もちろん、SAPIX(サピックス)も四谷大塚も日能研も、広島の家庭学習研究社に通うお子さんも多数います。最近は算数オリンピック参加者が増えています。
英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。
参加者は幼稚園から6年生まで。
偏差値も40台から70台まで。α1もα1を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。
誰でも参加可能。無料です。
……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。
参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。
で、もし、ブログに書いてあることがすべて事実だったら、プリントを購入してください。
……という話です(^^) お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。セット販売で6000円から1万円です。授業料は無料で教材は塾より安いです。
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たぶお式はスモールステップ、スパイラル。目線が動かさずに解法が確認できるのでので、つまずくことがありません。