「1」の事例からくもんの特質を知ることはできません。

 それでは、「2」や「3」についてはどうでしょうか?

 

 この記事の続きです↓

「2」と「3」をまとめるとこうなります。 

 

 計算力はまずまずだが文章問題がさっぱりわからない。

 3年から4年で中学受験塾に入塾後、塾でも上位にいたがずるずると成績が落ち続けている。

 
 なぜ、こんなことがおこるのでしょうか?
 まず、「2」「3」のケースでは落ち着きがなく集中力がない子が多いです。
「1」のケースでは、頭の回転が遅い。考える力全体が弱いことがほとんどです。
「2」「3」は「1」とはタイプが違います。 
 
「2」「3」のお子さんは、頭の回転自体は遅くない。ただ、1つ1つ論理だてて考えることが嫌いです。筆算や式を書くのを嫌う子も多い。パッと見てパッと答えを出したがります。
 
 次に、学年があがるにつれ中学受験塾の成績が下がる原因です。
 4年ぐらいまでは問題も簡単が計算さえできければ点数が取れる。だから、中学受験塾で詰め込み教育を受けていた子よりも、くもんで計算だけやっていた子の方が点数が取れる。しかし、学年があがるにつれて、計算だけでは点数が取れなくなるということでしょう。
 ホリエモンは「くもんが何の役にたたない」と吐き捨てましたが、こういうお子さんに対してはその批判が当てはまるでしょう。
 また、ホリエモン以上に痛烈な批判をする人もいます。
 それは「くもんに通うと考える力がなくなる。思考能力が破壊される」という意見です。
 この批判については冷静に分析する必要があります。
 中学受験塾で成績が落ちたのはくもんの悪影響なのでしょうか?、それとも、もともと考える力も計算力もない子がくもんに通っていただけなのか?
 どちらのなのか、検証する必要があるでしょう。(以下、続く)
 
 
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今日の雑談(1)

 前回書いた、この記事のコメント欄にばんさんが体験談を書き込んでくださいました。

 

 うちも初めての公文の見学は徒歩圏内のところでしたが、先生が高圧的だったので入会しませんでした。
 今通っている公文の先生は声かけも素晴らしく、小2と年長の息子を伸ばして頂き、毎日机に向かう習慣が付きました(^^)

 

 一声かけるだけでやる気がわくことが多いです。これは教材の良し悪しとは関係ありませんが、くもんの場合、授業がないだけで声掛けは重要な要素なんでしょうね。

 

 ユーザーの声

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水曜と日曜、ZOOMの無料学習会

 オンライン学習会は水曜日と日曜日です。 

 水曜8時は算数の勉強会。日曜日は、4時から算数、5時45分から英語のミィーティングです。

 北海道から沖縄まで全国各地の、あらあゆる塾に通う中学受験生がオンラインで集まって勉強します。海外からの参加者もいます。

 年齢は幼稚園から小6まで。塾に通わない普通のお子さんも、全国トップクラスもいっしょに勉強します。

 もちろん、SAPIX(サピックス)も四谷大塚も日能研も、広島の家庭学習研究社に通うお子さんも多数います。最近は算数オリンピック参加者が増えています。

 

 英会話のミーティングは、英国の女の子が絵本を読んだり、街の話をしたり、BBCの科学ややニュースのページを解説してくれたりします。

 参加者は幼稚園から6年生まで。

偏差値も40台から70台まで。α1もα1を目指しているお子さんもいっしょ勉強しています。

 誰でも参加可能。無料です。 

 

 ……というと怪しまれるのですが、本当に無料です。

 参加してみて、本当に1、2年が小数や円周率の計算をすざまじいスピードで解いているのを確認してください。

 で、書いてあることがすべて事実だったら、ぜひ、プリントを購入してください。

 ……という話です(^^) お申し込み、お問い合わせはLINEから。幼稚園低学年の参加者も増えてきました。

 

LINE ID freetablettabu

QRコードをクリック。ワンタッチでLINEの友達登録ができます。

 

 

今日の雑談(2)

 プリントをつくりカリキュラムを組み立てるようになってから、学校教育がいかにお粗末なものだったか心底わかりました。

 そのおかげでずいぶんバカになりました。今頃になってめちゃくちゃ腹立たしいです。

 文科省の指導要領はすべての教科が非常にお粗末ですが、歴史は特にひどい。

「○年にこういう事件があった。暗記しなさい」というのが歴史の授業ですよね。

 理科や算数ならそれでいいかもしれません。

 発見者や発見の過程を知らなくてもいいもしれません。

 しかし、歴史の場合は出典が何もよりも重要です。

 歴史は言い伝え(書き伝え)です。

 誰が「○年にこういう事件があった」と言っていたということにすぎない。

 古代史の場合なら日本書紀や古事記がほとんどだし、織田信長の場合なら、うつけものだったという逸話は『信長公記』の記述からだし、長篠の戦いなら『信長公記』と『甲陽軍鑑』がほとんどでしょう。

 歴史好きの方なら誰もが知っているかもしれませんが、織田信長の奇行、父親の葬式で線香をばらまいた逸話は『信長公記』にしか書かれていません。小説で描かれている信長像は『信長公記』の焼き直しなんです。

 

  何らかの資料に書かれているから史実となり、それを事実として暗記させられるわけです。

 歴史というものは、出典が何でその出典がどんなものかを調べ、そこに書いてあることが信じるにたるものかどうかを考えることから始めないとお話にならないはずです。こんな基本的なことについ最近まで気がつきませんでした。

 学校教育のおかげで考える力を削ぎ落とされたからです。


 最近、オンライン学習会でも、歴史の話をちょくちょくするようになったので、出典が気になるようになりました。

 で、最近は、新選組がマイブームです。

 信長と違い、新選組の場合、記録がたくさん残っているんですが、小説、マンガ、映画は、子母澤寛の新選組シリーズをネタ元にしているものが圧倒的に多いじゃないでしょうか?

 これらの作品、出版されたのが昭和初期。著者は新聞記者で、小説というより、ノンフィクションです。何よりもおもしろいのは関係者からの聞き書きを中心に話を組み立てている。

 そうだんですよ。昭和初期には、新選組の関係があり、直接、接していた人がまだ生きていたんです。

 文中に出典もかなり細かく書いてある。

 だから、司馬遼太郎が『新選組血風録』に書いたあの話はこの部分がネタととか、とわかるわけです。それがとてつもなく面白いです。

 

 

ブログの記事をコンパクトにまとめました。

これまでの記事がぱっとわかります。

 

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