14×12=168
2×84 4×42 6×28 7×24 8×21
あれ?、何をいっているのか?
みんな、あんぐりと口をあげて、暗唱を聞いていました。
この記事の続きです。
3年生のSくんはいったい何をいっているのでしょうか?
11×11から19×19 までのかけ算を3つに分類すると意味がわかります。
素数×素数
11×11 17×13 19×11など
素数×非素数
13×12 14×17 19×15など
非素数×非素数
12×16 14×18 15×14など
Sくんが暗唱した
14×12=168
は非総数×非総数です。
まず、これを頭の中で素因数分解したようです。
14=2×7
12=2×2×3
⇒14×12=2×7×2×2×3
次に、かけ算の組み合わせを1つずつ変えていく。順列組み合わせの問題を解くときのよう整理して順番に漏れなく計算式をつくっていきます。
2×【7×2×2×3】=2×【84】
3×【7×2×2×2】=3×【56】
【2×2】×【7×2×3】=【4】×【42】
【2×3】×【7×2×2】=【6】×【28】
7×【2×2×2×3】=7×【24】
【2×2×2】×【7×3】=【8】×【21】
【2×2×3】×【7×2】=【12】×【14】
【7×2】×【2×2×3】=【14】×【12】
【7×2×2】×【2×3】=【28】×【6】
【7×2×3】×【2×2】=【42】×【4】
【7×2×2×2】×3=【56】×3
【7×2×2×3】×2=【84】×2
全部で12の式がありますが、重複と14×12(12×14)を省略すれば6つの式になります。
すっ、すごい!
これを頭の中でやっていたのか!
Sくんは3年だからα1ではありませんし(α1は4年からですね)、SAPIXでもありません。しかし、算数オリンピックキッズビーのファナリストだし、数学的センスは間違いなく超α1レベルです。
よし!
これをやろう。
オンライン学習会ではこの計算法に挑戦する子が次々に登場しています。(以下、続く)
今日のつぶやき
昨日、こう書きました。
「バカげた詰め込みを続けるより前に、まず、頭の中身を改良するんです。勉強時間を増やし、詰め込む量を増やすのではなく、頭のキャパと回転速度をあげるんですよ」。
この計算法のトレーニングはまさに「頭のキャパと回転法をあげるトレーニグです。
でも、「19×19をおぼえることだけでも大変なのに、こんなことできるはずない」という声が聞こてきそうです。
大丈夫ですよ。
19×19までの暗算も素因数分解もドリルがあります。すぐれた教材を使えばあっというまに使いこなせるようになります。
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