SAPIX(サピックス)の4、5年生、α1を目指すのなら、まず、基礎をかためることです。
4、5年生、ほとんどのお子さんは、基礎がガタガタです。「こんなに難しい問題が解けるのに、こんなこともわからないのか」と驚くことが多いです。
特にまずいと感じているのが、1の半分の半分です。これがわかっていない子が驚くほど多い。
1の半分の半分は4分の1で0.25
0.25の3倍は4分の3で0.75
これって、大人なら、普通はリンゴやパイを切った映像をイメージしてますよね? 感覚的に数字のイメージを掴んでいます。
そこそこ成績の良い子でも5年生の前半では、これらがわかっていない。
塾のテキストも市販のテキストも、こんな基本的なことをきちんと教えていません。
これらのテキストでは、
1/2 1/3 1/4 1/7 1/8 1/9……。
を同列に教えています。
これが半分の半分が理解できない一番の理由です。
1/2は0.5、1/4は0.25ですが、1/3も1/7もわりきれないから小数と結びつきません。
分数は割り切れるもの、半分や半分の半分始めるんです。
1/4=0.25 1/2=0.5 3/4=0.75を徹底する。そして、それが終わったら1/8=0.125の倍数を徹底する。
1/3 1/7 1/9……、は別の流れだから、後回しでいいんですよ。
■SAPIX(サピックス)的教材の弱点 0.375×12 は暗算で解けるんですよ
実は、5年の後半から6年になると、誰でも0.25の倍数は頭に入っています。これはSAPIXだけでなく、他の塾に通うお子さんも同じです。
しかし、これこそが、最大の問題、最大の壁だったんですよ。(以下、続く)
今日のつぶやき
ZOOMの学習会では、2台目のカメラに切り替えて手元を映してもらっています。どのプリントをどのくらいのスピードでやっているかを確認できる。式を見れば、どういう考え方をしているかもわかる。背中が痛いという子が鉛筆を強く握りすぎているのを発見したこともあります。
ZOOMに2台めのカメラをつけると、いろんなことがわかります。
カメラは2000円程度からありますが、はやり、いいものを使ってもらうと細かいところまでチェックできます。少し高いのですが、一番お勧めなのはこのカメラです。僕も使っています。
たぶお式プリントとZOOMの学習会のご紹介
水曜日と日曜日はZOOMによるオンライン学習会の日です。
日本各地の中学受験生と、世界各地の小学生がオンラインで集まってプリント学習を続けています。参加は無料。誰でも参加できます。
また、日曜日にはプリント学習の他、「英語で話そう」というオンラインミーティングもやっています。ロンドンの女の子が、自分の街や学校についてお話したり、BBCの科学ページを解説してくれたり、絵本を読んでくれたりします。英語が話せなくても大丈夫。気楽に参加してください。途中入室途中退席も自由です。
トップ中学過去問クラスの展開図を小2の女の子がすらすら解きます!
家庭学習研究社に通塾のお子さんへ
#家庭学習研究社 は6教室ありますが、どの校舎も2名以上の水曜学習会の参加者がいます。普通に学習している子は普通にベストテンに入ります。昨年の4年は、全校舎で4人しかいない100点のうち2名が水曜学習会のメンバー、平均は95点でした。これは、中四国どの中学でも合格できる点数です。急に成績があがった子いたとしたら、それは水曜学習会のメンバーです。みなさんが知らないだけですよ。
今、使っているプリントはこんな感じ。 マナビーを使っていてはいくら丁寧に教えも理解してもらえないのでこのプリントを作りました↓
学習開始後、2、3ヶ月程度ですざまじいスピードがつきます。動画でどうぞ。
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