料理の記憶 16
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おにぎりについて
私は昔からおにぎりが大好きだ。
おにぎりなら何個でも食べられると思えるほど大好きだ。
もちろんこの当時(16歳)もおにぎりが大好きだった。
小さい頃から食べてきたし作っている姿も見てきた。だから作り方ぐらいわかっているさ、ごはんとお塩で握ればいいんでしょ。
だから俺にもできるはず。美味しいおにぎりくらい作れるはずさ。
大好きな筋子を中に入れよう。大きいおにぎり作ってやる。
炊きたてご飯は熱かった。
手にごはんがくっつくぞ。
筋子の汁がべたべただ。
そこらじゅうに米粒だらけで歩いて足でふんじゃった。
塩が上手くかからないぞ。なんだかねちゃねちゃ練っている。
はっきり言ってまずそうだ
べちゃべちゃおにぎり完成です。
・・・・う~ん。
美味しくないな。
多分俺、料理の才能ないんだな~。
そんなことを思いながら、ふと新聞の折り込みチラシを見ているとパートさん募集の記事。
当時の私の年齢16歳ではろくな仕事にありつけず、引越し屋の日払いアルバイトで過ごしていたが力仕事は私には向いていなかった。
そこで見つけたのが某大手スーパーのパート募集欄。
パートといえば主婦層が主流だが、その記事には年齢制限は書いていなかった為ダメもとで電話をしてみると、なんと一発OK!
次の日からすぐにでもという話になる。
ということで
次回
料理の記憶
「大手スーパー鮮魚部」編をお送りします。
お楽しみに♪