千々にくだけて
- リービ・英雄
- 千々にくだけて
アメリカに行ったとき、荷物の検査で上着はもちろん、
靴まで脱がされたのには閉口しました。
おまけに本当に小さいはさみまで没収されてしまって。
私みたいなのがこんな小さいはさみで
テロを起こすことができるとでも思ってるんだろうか・・・。
その点、メキシコは鷹揚だった・・・。
2001年のことだから、もう何年たつんだ?
遠い国のことだけれど、9.11のテロは、
今でも私たちの生活にその影響を落としています。
石油の値段は上がりっぱなしだし、イラクでは戦争がまだ続いている。
飛行機に乗るのにも、持込できないものが増えたし、
空港はやたら厳重だし。
リービ英雄さんは、アメリカ人で、日本語で小説を書いています。
著書には、「英語で読む万葉集」など。
この本は、小説のかたちをとっていますが、ほぼ著者の実体験
といっていいと思います。
アメリカへ里帰りする飛行機に乗った著者。
禁煙でいらいらしているところへ、
飛行機がNYの空港に降りられないというアナウンスを受ける。
「アメリカは攻撃されました」と、悲痛な口調のアメリカ人パイロットと、
事務的に今後の予定を述べる日本人フライトアテンダント。
結局、アメリカへの入国が禁止され、カナダの空港に降りる。
目的地ではない場所で過ごす数日の様子を書いています。
身内は無事だったものの、妹の知り合い、自分も知っている
女性がテロの犠牲になったことにショックを受ける。
文章自体がやや散漫としてるような気がする。
印象を、つらつらと書き連ねているような感じの本でした。
だからこそ余計に、テロからうけた衝撃を思わせます。
アメリカ人にとって、9.11は
「自分の国が始めて他国に攻撃された」事件です。
その後の反応がやや過剰防衛的に思わなくもないですが、
一アメリカ人の反応、心象を知るのにはおもしろい一冊。
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幸運な人生を送るイタリア賢者の教え
- タカイチ アラタ
- 幸運な人生を送るイタリア賢者の教え
点数で言うと、(独断と偏見なのでご容赦くださいね)60点かな。
ストーリーは、中世のイタリア。
商人になって、「普通に食っていく」ために大都市へ出ようとする少年。
旅の途中の森で、追いはぎに襲われていた老人を助けます。
その夜、助けてくれたお礼にと、
老人から人生の成功の知恵を授けられます。
夜の間、話し続ける老人と少年という設定で、
エピソードを交えて書いているので、読みやすく納得しやすい。
教えとはこんな感じ。
人生の困難と向き合え。
仕事は創造的にとらえる。
チャンスは一度しかない。しっかりつかまえる。
内なる好奇心に従う。
恐怖は人の心の中にしかない。
ここまでが第一部。
もっともな内容。
自己啓発書のなかでも、ベストセラーで高価なものに、
「地上最強の商人」という本があるけれど、
ちょっと似せてるかなと思いながら読みました。
第二部には、大商人になった少年がかたる
「心得」がずらーっと書いてあります。
これも、格言としてはなかなか、というところ。
「失敗など存在しない、異なった成果があるだけだ」
こんなことが書いてある。
他の本と違うのが、この本には仕掛けがしてあるということ。
あるなぞかけがしてあります、というのですが・・・。
☆☆☆ここからネタばれ☆読見たい人は反転させてね。
少年は、老人に「聖書でいつも読んでいる」ということを言いますが、
「12世紀には聖書は一般の人間が読めるほど普及していなかった。
よってこんなことはありえない」そうだ。
ということは、12世紀から語り伝えられた賢者の教え、
ということ自体がウソってこと?
「ね、これっておもしろいでしょ、おもしろいでしょ?」
みたいな感じなのかな、著者は。
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もう声なんかいらないと思った
- 大橋 弘枝
- もう声なんかいらないと思った
表紙の写真が、見事にダンスをしている女性。
髪が揺れていて、ビートのきいた音楽が聴こえてきそうなほど。
この女性が耳が聞こえないなんて、ちょっと信じられない。
この本を読み始めたとき、耳の聞こえない人が音楽を聞いているなんて、
ウソっぽいと思っていました。
今でも、正直に言うと、
彼女に音楽が聞こえているのかはよくわかりません。
彼女いわく「音楽を感じる」のだそう。
といっても、簡単なサクセスストーリーではありません。
小さい頃、ろうの診断を受けた母は、なんとか「健常者」
と同じように会話ができるようにしようとします。
唇を読み、発音の練習をする。
これは彼女にとってはひどく苦痛だったようで、
最後まで「話す」ことに対して違和感を感じているようです。
ろうである自分をありのままで受け入れてもらえないことが、
負担だったんだろうなあ。
やがて、手話と出会い、
その表現の豊富さに「私の母語は手話」と
自分を表現する手段を手に入れます。
それから、身障者として雇用されていた会社をやめ、演劇の
世界に飛び込んでいく筆者。
プロの劇団で芝居をし、アメリカでのワークショップに参加する。
人間って、できないことってあるのかな?
疲れたときのパワーチャージにいかがでしょうか。
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世界を見る目が変わる50の事実
- ジェシカ・ウィリアムズ, 酒井 泰介
- 世界を見る目が変わる50の事実
統計で、世界のいろんな事実を伝えようとしている本。
南北問題に視点をおいていて、
世界のいろんな不均衡を数字であらわしています。
へえ、知らなかったということが多い。
それから、うちは貧乏だけど、地球という規模でみたら恵まれているんだなあ、と。
せかっくなので、本の内容を書いてみます。
*ブラジルには軍人よりも化粧品販売員の方がたくさんいる
*英国のスーパーマーケットは政府よりもたくさんの個人情報を持っている
*地雷によって毎時間一人は死傷している
*マクドナルドの黄色いアーチがわかる人は88%
キリスト教の十字架がわかる人はたった5%
*アメリカ人の3人に1人は、エイリアンがすでに地球に来たと信じている
*世界では7人に1人が日々飢えている
*世界中の紛争死体で戦う子供兵は30万人
*ロンドンの住民は、監視カメラで1日300回撮影される
などなど。
どうでしょう、おもしろそうなものはありましたでしょうか?
くすっと笑えるものから、深刻なものまで。
もちろん、問題意識を持って欲しいという気持ちで書かれた本では
ありますが、ちょっとしたトリビアとしても使える話もたくさんです。
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となり町戦争
- 三崎 亜記
- となり町戦争
すばる文学賞受賞というふれこみと、
日常の中の戦争を描いたということで、以前から気になっていた本。
読む機会があったのでご紹介です。
主人公はごくごく普通のサラリーマン。
何気ない生活の中で、ふと目にした広報誌で、こんな記事を見つける。
となり町との開戦のお知らせ
開戦日 九月一日
終戦日 三月三十一日(予定)
開催地 町内各所
となり町を、通勤途中に通る彼は、
開戦の日も何事もなく会社に到着します。
いったいどこで戦争をしてるんだろうか。
周りには何の変化もないまま、次の広報誌に目を通します。
そこには「戦死者12人」の文字が。
やがて、となり町を通る彼に偵察部隊の指令が町から届きます。
会社を休むのには補助金が下り、
辞令を交付する当日には印鑑をお持ち下さい、というなんだかとても役所的な指令。
拒否する理由もないまま、主人公は偵察隊として、
役所の役員の女性ととなり町に引越します。
中盤まで読んでも戦闘シーンはなし。
なんというか、戦争なんだけど、
40年前に予算を組んで始まった戦争という事業を淡々と、
事務的にこなしていくという描写。
戦争推進室をつくり、室長を置き、
実際の戦闘に関してはコンサルティング会社が動いている。
二人で住む家に関しても、敵地拠点偵察業務から食事の作成まで、
業務分担表を作る徹底振り。
これはいわゆる「お役所仕事」に対する皮肉小説なのか?
そんなこんなでページが過ぎていく。
戦争の理由も、「予算を組んでいて、承認されたのだから」
とかいう変な理由。
んん??
二人がほんの少し恋愛感情みたいなものを持ち、
主人公の上司が、実は外国で特殊部隊にいた、
というところくらいがおもしろいところ。
結局最後まで、ぴしっとした印象の残らない本でした。
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ブスの瞳に恋してる
- 鈴木 おさむ
- ブスの瞳に恋してる
ドラマの原案、になるんでしょうか。
でも、ドラマとはずいぶん違います。
というのも、これ、POPEYEという雑誌に連載しているエッセイなのだそう。
放送作家の方が、女芸人森三中の大島美幸さんとの結婚生活を
赤裸々に書いたもの。
赤裸々、ってすごい漢字、と書くたびに思うんだけど、
このエッセイに関してはまさにぴったりの単語。
真っ裸って感じ。
おならや夜の生活、ムダ毛の処理、
とにかく普通だったらあんまり文字にしないことを楽しそうに書いている。
こういうの嫌いな人は読まないほうがいいと思います。
え、私ですか?
楽しませていただきましたよ。
なんだかんだ言って、のろけ話なので、読んでてもほほえましい。
初夜にもかかわらず、芸人ならではのリアクションで
ロマンも何もない二人。
おならをして、そのリアクションに安心する話。
大島の野グソ事件などなど。
最初にシートン動物記を読むつもりで、なんて言ってるんだけど、
読み始めるともう、奥さんが可愛くてしかたない、幸せでしかた
ないオーラが出てて、くたくたになります。
大島が、夫の前で下着を干さなかった話がかわいい。
高価な下着を持っていなかったことが原因のようで、ある日、
がんばってセクシーな下着を買ってくる。
それを見て爆笑する夫。
読む人を選ぶ本ではありますが、結婚の一つの真実を知るのには
いいかも。
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Presents
- 角田 光代, 松尾 たいこ
- Presents
対岸の彼女で直木賞をとった作家、角田光代の短編集。
プレゼントというタイトルにふさわしく、カバーも凝っています。
包装紙みたいなきれいなもので、
こんな本をプレゼントしてくれる男性がいたら、私だったら絶対・・・。
(一応既婚者なので自主規制です)
生まれてから死ぬまで、人はいろいろなものを与えられながら生きている。
そのいただき物、贈り物をテーマにしています。
どの主人公も、普通の日常を生きている。
夫との離婚を考えていたり、親から愛されていないと思っていたり、
仕事と育児を必死でこなしていたり、失恋をしたり。
そんな中で、プレゼントに気がついたときに、ふっと気持ちが新しくなる。
わかっているのに、読んでいて胸がつまる。
しみじみと感動できる、短編集です。
私が好きなのは「鍋セット」
大学生になって東京で一人暮らしをすることになった女性。
理想とは程遠い部屋に住むことになった彼女。
引越しの日に、一緒についてきた母は、商店街で娘に鍋のセットを買い与える。
それはオシャレでもなんでもない普通の、大中小の鍋のセット。
それは、学生時代にも、恋愛をしたときにも、使われる鍋。
悲しいときも、失望したときも、料理を作る主人公。
最後に、主人公はこう振り返る。
母がくれたものは、胃袋でつれた夫。将来と仕事。正しく機能して
いる内臓。だれかとたべるという、ささやかながらばかでかい喜び。
そんなもの全部。
きっと自分の人生にもそんなプレゼントがある。
短編なので、気に入ったものだけを読むのもよし。
すこし疲れをリセットしたい方、オススメの一冊です。
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アスベスト禍―国家的不作為のツケ
- 粟野 仁雄
- アスベスト禍―国家的不作為のツケ
さて。私の頭でどのくらい理解できているか。
ちょっと前から気になっていたアスベストの本を読んできました。
配偶者がファーストガンダムにはまった世代の私ですが、
小さい頃、理科の実験で石綿金網をさわっていました。
他にも、壁であったり、石綿、アスベストは普通にまわりにあったように思います。
今はもちろん使ってなんかないんでしょうが。
アスベスト被害について、とても細かく、わかりやすくまとめた本です。
アスベストの正体。竹取物語にも出てくる
「不燃の衣」とはこの鉱物のことだそうです。
そのアスベストは、人間の呼吸器官に入ると消えることなく、
悪性腫瘍などの原因となる。キラーダストといわれるゆえんです。
扱いやすかったため、先述の壁などの建築資材、電気製品、
水道管、はては化粧品にまで使用されていた例があるそう。
現代の人間で「アスベストに触れていない」人間はいないくらい、
汎用性が高かったみたいです。
有名なところでは、尼崎のクボタという会社の例がありますが、
会社で働いていた人にたくさんの被害者が出ています。
アスベストの恐ろしいところは、その周辺に住んでいた方、
社員のご家族にまで被害が及んでいるところ。
ご主人の作業服を洗濯していた奥様が、
がんでお亡くなりになった例もあるそうです。
発がん性が指摘されたのが72年。(WHOの専門家による指摘)
石綿の吹き付け原則禁止が法律になったのが75年。
ですが、実際にはそれ以後も使われていました。
本を読むと、危険性を知っていながら、厳格に規制することなく、
利権が絡むという理由、
縦割り行政で責任所在がはっきりしないために
「危険だが有益」というあやふやな理由で世間に出回っていたことがわかります。
結局2004年に使用全面禁止になっています。
中でも、私が注目したのが保険業界の対応の早さ、そしてずるさ。
保険業界は、米国でアスベスト賠償問題が起こっているのを察知して、
そうそうに「アスベストが理由の保険請求は、支払いをしません」
という免責事項を加えてしまったのです。
ずるいけれども、民間企業のこのリスク管理をもう少しお役所にも学んでもらいたい!
関西中心ですが、被害者の方の実情、
そして今後の戦いにも触れていて、
アスベスト問題の初心者にはとても勉強になる本でした。
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スローライフなおじさんの台所
音羽 健
これは、だんなに読ませたい!!
団塊の世代のおじさんが、離婚して家事をすることになった。
非常にリアルな家事の本。
よくいる「高級食材で料理はするけど後片付けはしません」
男の料理レシピ本ではなく、
実際の生活に取り組む様子を、隠さずに書いておられます。
洗面所の鏡がいつもきれいなのは、
誰かが手入れしているから、ということに気がついたおじさん。
週末は出かけたくない、
できれば家事をしていたいという元奥さん
(エックスワイフと表現されています)
の気持ちがわかったおじさん。
日曜の昼、朝食を食べて、
また昼食を用意しないといけない奥さんの大変さがわかったおじさん。
台所の生ゴミを、捨てられるようになるまで成長したおじさん。
ああ、うちのだんながこうなってくれたらなあ!!
そう思う女性は絶対に多いはず。
そして、読みすすめていくうちに、
女性でもこのおじさんの家事へのまじめな取り組みには勉強になり、
明日からもう少し家事を見直してみようという気持ちになるはず。
糠漬けをつくり、ベランダで野菜を育てる。
道具にはちょっとこだわって、餃子用のフライパンを買ってしまう。
テレビやホームページで、レシピを収集し、勉強する。
99円ショップをうまく使う。
ハンバーグのタネを使いまわす。
何事でもそうですが、まじめに取り組んでいくと、
勉強することって山のように出てきます。
家事だってそう。
台所から世界が見える、というおじさんの姿勢に、
考えさせられる一冊です。
一人暮らしを始める方にはぜひ、オススメしたい本です。
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転職の女王が大公開!不滅のハローワーク
- 八汐田 藍
- 転職の女王が大公開!不滅のハローワーク
私、転職暦多いんです。
いわゆる営業会社にいたり、倒産した会社もあったり、
自分で言うのもなんですが、会社運は悪いようです。
転職していた当時は、転職してることに罪悪感があって、
自分のことを社会不適合者だと思ってしまったこともありました。
今考えると、よくないところに長く付き合うより、
だめなところはさっさと逃げ出すことも大事だったなあ、と思います。
そんなわけで、就職活動中の方には参考になるかも?
21年間で52回転職した女性の、いろんな仕事潜入記。
転職に関するエッセイみたいなのと、
体験した仕事の紹介みたいなのが半分ずつ。
本音なのでためになります。
ゴルフ場のキャディーさんは、重労働の割に給料が少ない。
トリマーなどは、動物好きというより、
動物を商品としてみるくらい冷めている方がいい。
営業職は、自分でほんとうにオススメできるものじゃないとツライ。
八百屋さんは案外お得。
などなど。
何より、転職は天職探し、というモットーがあって、
前向きに自分にあったところを探していく姿勢が小気味いい。
よく、転職するというと、「どこも同じだから」と言って、
なぐさめ、止める人がいる。
「ここで我慢できないなら、どこへ行っても同じ」
でも、著者は、同じ業界、職種でも、違う会社では、
人間関係や待遇なんかがぜんぜん違うことがある。
それによって、働きやすかったり、
逆に働きにくかったりということは実際にある、と書いています。
これは私も同感。
もっとも、軽率に根を上げて安易に仕事を辞めるのはいけないとは思います。
が、体を壊すまで我慢して、病気になっちゃって、
そんなつらい思いしてる時間がもったいないくらい、
いい仕事というのは、実はあるところにはある。
「仕事はなんでもつらい」
よく言われるこの言葉を「ウソ!!」と喝破した、
なかなか痛快な一冊です。
実際にはなかなかできない転職。
体験談を読むのも、ストレス解消の一助になりそう。
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