ぐりちゃんの入門講座を受けてから、いろんなことがふとした拍子に蘇ってくる。
きのうの夜蘇ってしまったことの中には、結構大きい前提が隠れていた。
それも、1つじゃなく、いくつも。
なので書いておくことにする。
わたしは、嘘つきだとか、虚言癖があるとか話を盛るとかよく言われてきた。
「言われた」と被害者ぶってるんじゃなくて、自分自身も自分に対して嘘つきのレッテルを貼ってきたことに気づいたんだ。
実際に嘘をついていたこともあるし、話を盛ることもあった。それは自覚ある。
でも、だましてやろうとか、人を貶めたり、自分の利益を考えて嘘をついているわけではなかった。
単純に、こっちを向いてほしかったんだと思う。
認めてほしかったんだと思う。
本当のことを言っても信じてもらえないから。
本当のことを言ったら嫌われてしまいそうだったから。
逆に、自分に嘘をついておかないと、目の前の人の手を煩わせてしまうから。
だから、嘘をつく。
本当のことを言うとなんかちょっとマズいらしいと初めて思ったのがいつなのかはもう分からない。
何がどうしてマズかったのかも、よくわからん。
でも、嘘をつくっていうのが自分なりの処世術だったんだな、ていうのは腑に落ちた。
ーーー
小学校3年か4年の頃、席が近かった男の子からこんな話を聞いた。
木曜の夜中の2時に乳母がくる話。
乳母は幽霊で、コイツだ!って思った人を東京湾に沈めちゃうんだって。
で、この話を聞いた人のところには乳母が来るから、気をつけないといけない、とその男の子は言ってた。
しかも、聞いたその日がまさに木曜日っていう(笑
この頃は埼玉県の現さいたま市に住んでたので、東京湾といったらそんなに遠くない、ぐらいの認識はあったと思う。(空高くのびよ埼玉けやきの木、だっけ?)
乳母に去ってもらうための呪文も教えてもらったけど、乳母が来るかも、という可能性が怖くて仕方がなかった。
家に帰って寝る時間になり、どうか目が覚めませんように、とか海で目が覚めたらどうしようとかなんとかぐるぐるしたものの、いつの間にか寝付いた。
でも!
1時55分に目が覚めたんだな、これが( ´,_ゝ`)プッ
そのまま「乳母よ去れ」という例の呪文を、「3回でいい」と言われていたのに延々と呟きながら2時台が過ぎるのを待った。微動だにできなかった。怖くて。動いたら乳母に見つかっちゃう…!
3時になった時にやっと動けた。汗びっしょりだった。
…っていうのを2ヶ月ぐらい続けたような記憶がある(え
この頃のわたしは、手を何回も洗わないと気が済まないとか、ある数字にこだわりすぎてしまうとかのクセに既に悩んでいた。なんで止められないんだろうと。
※強迫性障害というそうです。寛解してます。
オカシイのは自分でわかっているので隠す。隠しているのがバレたらおかあさんにさらに嫌われると思ってた。
こんな時、お父さんはいつもいない。
妹はあっちが痛い、こっちがかゆいと言っては母に構ってもらっている。
わたしは…がまんしなきゃ。
呪文さえ唱えていれば大丈夫だし、それに、わたしがいなくても妹が2人もいるから大丈夫。
話してもどうせ嘘でしょ?って言われる。
ーーー
ぢんさんが「今までの逆をする」ってよく言うけど、嘘つきの場合は「嘘をつかない」ではなくて、逆に「嘘をついてもいい」なのよね。
そんで、わたしの場合は嘘をついてはいけない時に嘘をつき、逆に嘘をついてもいいところで嘘を禁止してきたんだと思うのね。それが逆ということ。
今まで嘘をついてきたところで正直になる。
だいじょうぶ、わたしは、とある人によると「家の玄関のドアを開けたら裏口に出ちゃった」というぐらい、裏表がないらしいので、ふつうにしてればいいだけなのだ。たぶん。
ポーカーフェイスもできないもん…巧妙な嘘とか、どだいムリ( ´,_ゝ`)プッ
5歳かな…かわいいなぁ…
10月の記事ランキング更新してます~見てね~
(おわり)
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