約一か月の収監入院から
無事出所退院してきた
ここっとさん
しかしネタの神様に
取りつかれた女の
退院はやっぱり普通じゃなかった！
『ちょっとありえないバタバタ』
第３回
前回までのお話
『ネタ』で始まって『ネタ』
で終わった退院・・・
退院一週間前に薬の副作用で
ふらふらになり
そして・・・
退院前の週末には
病棟でコロナ患者が発生して
病棟封鎖
リアルタイムで病棟封鎖について
描いた記事はこちら
その日（日曜の昼前）
看護師が一人一人の患者に
説明にやってきました。
（閉鎖ではなく封鎖です
書き間違い）
とりあえずこの病室から離れた
部屋なので、大丈夫だと思う。
PCR検査もないと思う。
最初はそう言ってたのですが・・・
病室からトイレ以外
一歩も出られなくなり
お湯も取りにいけなくなり
レンチンもできなくなり
談話室も使えなくなった
お湯はどうするの～
って叫んだら
看護師さんに頼めば
もってきてくれるって。
・・・タンブラー二つ持ってて
よかった・・・
もうこのタンブラー神でした。
入院最初に買ってエミに
持ってきてもらったやつ。
余りに使い勝手がよくて２本目も買って
１本コーヒー、１本を紅茶用に
使ってたんだけど
１本を熱湯用にしました。
サイズもいいし、軽いし
本当に最高！おススメ！
ここはもう遠慮してる
場合じゃない。
早速お願いしましたよ。
水だのお湯だの
なかったら干上がってしまう。
病室には飲料水
コンビニで買ってきたのしか
ないんだから。
（当然コンビニに行くのも禁止。）
しかし
『病院食不味くて食えねーから
このカレー
を
レンチンしてきてください
』
とはさすがのここっとさんでも
言えないでないか
（あと２，３日退院が長引いたら
言ったかもしれないが）
レトルトは冷たいままで
食べることが決定
そうこうするうちに
夕方・・・
見慣れない医者がやってきて
PCRの説明書を置いておきました。
状況については
何の説明もなし
こっちはもう何時間も
狭い空間に閉じ込められている。
逼迫した状況はわかるが
ちょっとは説明してよ。
ここっとさんは尋ねた。
うひゃ～。
院内感染
しとるやんけ
見慣れない医者は
と言って彼は
ニッコリ
笑ったが
そんな姿でにっこり
大丈夫ですよ～
と言われても
ちっとも
大丈夫な気は
しなかった
こっちは自分の室内で
マスクしてないし
そっちは完全装備。
（それがマニュアル通りなのは
もちろんわかるが
）
どう見てもこっちが
ばい菌だった
続く
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