Panasonic製のMSXのFDDはベルト駆動式になっていますが、このベルトが経年で切れてしまうことはこのブログでも何回か触れました。

 

私もFS-A1WSXは純正ベルトに交換し、FS-A1Fはダイレクトドライブ式のFDDに交換FS-A1STは互換ベルトに交換しています。

ダイレクトドライブタイプに交換したFS-A1Fはもうベルト切れの心配ありません。

他の2台も当面は良いんですが、いずれはベルト切れを起こします。

 

幸いREADY信号を出力できるダイレクトドライブ方式のYD-702Dを持っているので、ベルト切れに備えていつでも交換できるように準備しておくことにしました。

 

◇◇◇

 

○ピンアサイン変換基板

 

FS-A1WSX、FS-A1STのFDDは24ピンのFPCコネクタになっています。

YD-702Dは一般的な34ピンのピンヘッダコネクタとなっていてピンアサインの変換が必要ですので、変換基板を作りました。

 

24ピンの信号アサインは 以前FS-A1FにPC-AT互換機用FDDを載せたとき の記事でもお世話になった こちらの記事 に載っていたものを参考にさせていただきました。

 

24ピンFDDはFPCケーブルで電源が供給されていますが、YD-702Dは電源コネクタが別にあるので、電源ケーブルも引き出しています。

 

○YD-702D 3037D?

 

今回検証に使うY-E DATA製のFDDです。

ほとんど消えかけていますが、型番はYD-702D 3037Dと読めます。が、ジャンパ設定からするとYD-702D-6037Dかもしれません。

このドライブはジャンパ設定で34ピンに出力する信号をDisc Change/Readyのどちらかに変更できます。

 

○変換基板装着後のFDD

 

変換基板をFDDに付けました。

電源ケーブルの長さをあてずっぽうで決めたら、かなりギリギリでした(^^;

ちゃんと測ればよかった。

 

○FS-A1WSX装着後

 

FS-A1WSXに繋いでみました。

オリジナルのFDDよりも外形がわずかに大きいらしく、マウンタの突起が干渉してぴったりはまりません。

突起のうち一つ(ドライブ右側の右から二つ目の突起)は明らかに邪魔になってます。

 

実際に交換するときにはこのあたり、調整しないといけませんね。

FPC(いわゆるフレキケーブル)はいい感じに繋がりました。

 

○FDD交換後の動作確認中

 

MSX-DOSの起動、読み込み、書き込み、フォーマットと試しましたが、いずれも問題なく動いています。

 

K-ichiさんの記事ではREADY信号だけでなくDisc Change信号も繋ぐようになっているんですが、今回Disc Change信号の配線を忘れたまま動作確認をしていましたが、普通に動いてます(苦笑

 

FS-A1WSXはMSX2+ですが、K-ichiさんの記事はTurboRが対象の情報です。

もしかしたらMSX2+ではDisc Change信号は使っていないのかもしれません。

 

◇◇◇

 

電気信号的には問題なく接続できました。

残るは物理的な課題です。

・先にも述べたマウンタの干渉

 これは突起を削るなりつぶすなりすれば大丈夫でしょう。
・筐体との干渉

 メディアの挿入口とか、イジェクトボタンとかの位置合わせです。

 YD-702Dとオリジナルのドライブと比べてみたら、メディアの挿入口の位置もイジェクトボタンの位置や大きさもほぼ同じでした。

 フロントベゼルを外せばそのまま使えそうです。

前述のマウンタの問題もあるので、これらについては本当に純正のドライブが壊れて、新しいドライブに交換するときに対応することにします。

ただ、フロントベゼル側にメディア挿入口のシャッターがあるので、実機に装着するとメディア挿入口が確実にシャッターなしになっちゃうんですよね。

埃が入りそうでちょっとやだなぁ…。

 

【'22/4/2追記】

今回作成した変換基板を使って、FS-A1WSXをベルトレスドライブに交換しました。

記事はこちら

【'22/4/2追記終わり】