銀行借入実践講座~500億円貸した男があなたの資金調達をサポートします -109ページ目

融資担当者は損益計算書のどこを見ているか?

こんにちは。


融資コンサルタントの小川です。






これまでこのブログでは貸借対照表について


かなり細かく書くことがあったのですが、


損益計算書について細かく書くことがなかったので


書いてみようかと思います。






以前もこのブログで書きましたが


貸借対照表と損益計算書では


意味づけが違います。







貸借対照表はその会社に


融資を出していいのか悪いのかを


判断するのに見ます。


一方、損益計算書は返済能力を見ます。








損益計算書を見るときに大切なのは


3期分の推移を見ていくことです。


単年度でももちろん見ますが


どのような流れで業績が動いているのか?


この動きを捉えることがとても大切になります。









そして見るのは売上高の他、粗利、営業利益、経常利益、


税引後当期利益の推移、販管費の内役員報酬と人件費、


原価、販管費の減価償却費などの動きを見ます。


見るのは額と率の両方です。


利益率で見る場合は過去からの流れの中で捉えるのですが


実際は金額がいくら計上されているのか?


こっちのほうが大事です。








どんなに率が良かったとしても


売上高に対する比率でしかなく


実際の金額がどれくらいあるかを


私は重視して見ています。







これらの数字から何を見ているのかというと


どれだけお金を稼ぐ力があるか?


ということです。


収益力がどれくらいあるか?


です。







収益力の強い会社は財務基盤が強く


融資の返済能力も高いのです。







確かに利益が出ればその分税金がかかります。


しかし、税金対策で赤字にしている会社は


資金調達の面では銀行から相手にされません。


そのような会社は今後淘汰されていくと見ています。







収益力を強くするには売上を増やす、


経費を減らし利益を高める、


この両方をやっていかないといけないのですが


もし今、収益力が低いようであれば


ここを見直してみてください。


銀行の態度も変わると思います。







最後までお読みいただきありがとうございました。