保険屋FPひろのお金の教室 -29ページ目

自分の記憶と現実が合っていないこともありますよ

こんにちは。横浜のFPひろです。  


昨日は地元の飲食店でちょっと時間つぶしをしていたら、そこのマスターと不意に保険の話になりまして・・・

皆さんわかっているようで、全くわかってないのが保険なんだという実例を積み上げてきました(笑)


いや、はじめは首相交代に始まり、増税や日本経済のお話など、世間話だったんですよ。

そこからちょっと話が逸れて金融の話になり、さらに保険の話に発展してしまったという・・・(^^;


まぁ、きっかけなんていつもこんな感じですが(笑)


そのマスター、日本三大生保のうちのひとつから保険に加入してらっしゃいました。

「ちなみに保険料はいくらくらい払ってるんですか?」と聞くと、「1万5千円くらいかな?」なんてお答え。

しかし確認してみるともっと払ってたことが判明。


あ!そんなアホな・・・なんて思わない方が良いですよ。

結構この手の話は良くあります。今自分が入ってる保険の保険料なんて、ほとんどの人が忘れてますから。

もちろん保障内容も。


で、なんでその保険を選んだのかを問うてみれば、その保険に対して求めていたものがいろいろと出てくるわけです。

それを踏まえた上で証券を確認してみると、お客さんが保険に期待していたものと、現実に加入しているもののギャップにいつも驚かれます。

大体の場合、お客さんが求めているものとは全く別物の保険に入ってるんですよね。


もしご要望があれば、保険の基本的な知識からお伝えしていくんですが、その上で解決策まで求められればコチラからの提案もさせていただいたりします。


無料相談も同じスタンスですよ。

要求されない限りはこちらから無理に提案はしません。


なので、相談に行ったら何か保険に入らされるとか、何か別の要求をされるなんて警戒しなくても良いですよ(笑)

ただ単純に勉強したいという要望でもOKです。同業者で無い限りは(笑)


いや、あるんですよ。同業さんが教えてくれって来ることが。


お客さんには優しく接しますが、同業には厳しく「自分で勉強してください」ってことでお断りさせていただいてます。

3年前くらいが1番多かったかな?

今もアメブロやFacebookで「情報交換しましょう」なんて近寄ってくる人がいますけど、この手のセリフを言う人は、まともに交流も出来ない人がほとんどだったりします(^^;

当然まともにお相手しようとは思いませんよね~


って話が逸れた(汗)


6日の火曜日は個別相談を行いますので、ご都合が良い方はぜひ遊びに来てくださいね。

(って遊びじゃないか・・・?)


日時:9月6日(火)

時間:13時より 先着2名様まで

内容:保険の見直し・住宅ローンの見直し・ライフプラン作成のいずれか(複数選択も可)

会場:渋谷か新宿のカフェにて

費用:無料


お申込み・お問い合わせは

financialprotection@hotmail.co.jp
まで


お金に関するモヤモヤした悩みをすっきりクリアにしたい方はぜひお越しください。



保険設計は奥が深いモノです

こんにちは。横浜のFPひろです。  


8月もあっという間に最終日。

今月もあんまりブログの更新出来なかったな・・・

(飲み会が忙しくてww)


さて、早速ですが保険のお話でちょいとだけ捕捉を。


保険の種類のお話は前々回にしましたが、貯蓄性がある保険に関して興味を持ってる方は多いのかな?

毎日そのキーワードでのアクセスが一定数あることをみると、一定のニーズがあるようです。


まぁ雑誌の特集記事や、保険やファイナンスに関する書籍などでは保険は掛捨てで安くみたいな風潮となっているようですが、実際のお客さんのニーズは全く違うところにあるのかもしれません。


で、一般に貯蓄性が高い保険というと終身保険や養老保険というイメージですよね。

定期保険は掛捨てと思われがちです。


でも、実際に保険営業をしている方々にしてみれば何を今更と思われるかもしれませんが、定期保険も設計次第では高い貯蓄性を持たせる事が可能です。

どのくらいかというと、解約返戻金が100%を超えるくらい。

払い方も月払、年払のほか、1度にまとまったお金をド~ン!でもOK。


って話を最近現場でお客さんに話したら、なんで?とすっかり不思議顔。


保険の設計って、皆さんが思ってるほど自由度が低いものでは無いです。

でも、それを上手に活用するにはやっぱりそれなりに経験が必要なんですね。


普段はあまり積極的に関わらないのですが、会社の後輩なんかにアドバイスするときなんかでも実感します。

こればっかりは、どれだけ多くのお客さんと接し、どれだけ多くの保険設計を行ってきたかで違ってくるものなので、キャリアが浅い同業さんや、ましてや実際に保険設計など行う事がないFPさん達では逆立ちしたって相手にならないと思います。



保険をどう活用するか?

 

これは経験を積んだプロに敵うものはありませんし、ましてこうしたアドバイスはネット生保では絶対に得られないモノだったりするんですよね。

もちろん、僕よりも上手もいくらでもいますけど。



どうも世の中目先の損得ばかりを追いかける風潮みたいですが、お金の情報に限らず、上っ面の情報に流されないようにしたいところですね。


ということで、久しぶりに個別相談のご案内です。

(って実は常時受け付けてますがww)


日時:9月6日(火)

時間:13時より 先着2名様まで

内容:保険の見直し・住宅ローンの見直し・ライフプラン作成のいずれか(複数選択も可)

会場:渋谷か新宿のカフェにて

費用:無料


お申込み・お問い合わせは

financialprotection@hotmail.co.jp
まで


お金に関するモヤモヤした悩みをすっきりクリアにしたい方はぜひお越しください。


生命保険の目的

こんにちは。横浜のFPひろです。


前回は保険の種類 のお話をしましたので、今日は「保険の目的は?」ということを少しご説明します。


皆さん良く万が一と言いますが、一体どんな事が「万が一」ですか?

まず亡くなってしまう場合。死亡保障ですね。
死亡保障にもいくつかパターンというかカバーするべきものが分かれています。


●死亡時整理資金

所謂お葬式代や亡くなることによって発生する費用のことです。
この費用は独身・既婚や性別・年齢に関係なく発生します。

どのようなお葬式を出すのか?お墓の準備は大丈夫なのか?
などそのご家庭によって必要な金額は変わります。
自分の場合はいくら必要なのか良くお考え頂く必要がありますね。
また、保障としていつまで必要なのか?もポイントです。
10年で良いのなら定期保険でも構わないと思いますが、人の寿命は誰にもわかりません。
100歳まで生きるかもしれませんし、明日事故にあう可能性だってあります。

基本的に現金でカバーできるようであれば必要無いとも言えますが、そうでない場合は、いつでも、いくつになっても使える終身保険が目的に適います。

終身保険は貯蓄性も高いので、保険で準備する必要が無くなれば、解約して現金を取り出すということも可能ですから。

●遺族生活資金

独身ならばあまり考えなくてはならない事ではないかもしれませんが、ご家庭がある方は一家の稼ぎ頭が不在になる事で当然遺された家族の生活資金をどうするのか?という問題が発生します。
金額はやはりご家庭ごとに必要とする額が違います(家族構成、ライフステージ、生活レベル等々)
またいつまで必要?というのも末子の独立までなのか、配偶者が年金を老齢年金を受け取り始めるまでなのか?などそれぞれの環境によって変わります。
ただ、いつまでという期間は決めることが出来るので、定期保険の様に有期型の保険という選択が合理的である場合が多いです。あくまでも有期型ですよ。定期保険と断定はしません。

●相続対策

資産をお持ちの場合などは相続税が発生したりする場合、遺された遺族に遺産を円滑に分配するために準備します。
相続税が発生するような場合、資産に応じた納税資金の準備をしなければせっかく遺した資産もそのまま遺族の元に残してあげられなくなる場合があります。
また、遺された遺族間で争いなどが発生するのも困りますよね。土地など分割しにくい資産の変わりに現金を渡すと言う点で、保険は受取人や受け取り割合を指定することが出来ますので便利に活用できます。

また、これには生前贈与など、いろんなパターンもあったりしますので、環境に応じてベターな方法を考えたりってことも必要になってきますね。

まぁ、万が一ってのは大体このように大きく3つに分ける事が出来ます。


必要とするものの保障額や期間はそのご家庭ごとに全く異なりますよね。
無駄を無くすには自分には何がいつまで、どのくらい必要なのかを十分に考える必要があります。


また、保障というよりは貯蓄目的となりますが、


●学資準備


お子様がいらっしゃるご家庭ではポピュラーな貯蓄方法のひとつですね。

官営企業の学資保険などにご加入されているケースも未だに見受けられます。

これは子供の進学に伴い、入学金や、大学でかかる費用の一部、または全額を保険を使って強制的に貯めてしまおうという考え方でご加入される方が多いです。

ご主人に万が一があった場合には死亡保険金として、また無事何事もなくお子様が進学される時には満期保険金や解約返戻金をその費用に充てる方法ですね。


そしてガンや入院に備えるための


●ガン保険

●医療保険

(こちらはまた別に詳しくご案内します)


老後資金準備として


●個人年金保険


などなど・・・


年金は別にしても、万が一って一つじゃないんですよね。

いろいろ不安に思う事があって、それぞれの目的に応じて保険を活用する。

一つで全てをカバーするなんて万能な保険はありません。


ところで・・・現場で長年いろんなお客さんを見てきて思う事があるんです。

それは・・・


実際に加入している保険が必ずしも目的にマッチしていないってことです


なんでこんなコトになっちゃうんでしょうね?


自分は大丈夫だと思ってるでしょ?

そういう方が一番危ないんですよ~