保険屋FPひろのお金の教室 -282ページ目

生命保険加入者の現状

『世帯主の万が一の場合の経済的備えに対する安心感・不安感』


生命保険文化センターによる統計を見てみると7割以上の方が不安である事が分かります。

30~50代の最も力を入れたい保障準備は死亡保障であることからも裏付けられていますが、しかし「遺族年金の受給額の認知状況」からはやはり7割以上の方が「知らない」と答えています。


という事は・・・「わからないから不安」なのだろうと推測できますね。


ちなみに「インターネットでの保険加入」をした方はまだ1割にも満たない状況で、「加入時の決定要因」で保険料の安さを挙げている方は意外と少なく、全体の25%程で、半数以上の皆さんは内容を重視とお答えになっています。


では、現在の内容をキチンと把握していますか?と言われると、把握している方はこれまた1割程度で、支払い保険料くらいしか把握されていないのも事実なのですね。


もっともキチンと理解したつもりであっても、何年かするとやはりどうしても忘れてきてしまうので、たまにはご自身の保険証券を確認するのは必要な事だと思います。

生保各社は契約内容の確認の為、年に1度はご案内の書面も発行しています。


もしも不安があるのであれば早いうちに解消した方が良いと思いますが、その様な行動を取る方は半数にも満たない様ですね。

サラリーマンの方は年末調整などでふと気になったりする事が多いようですが、その時期はご自身も多忙な為結局そのままというケースも多いのでしょう。

ある程度時間にゆとりがあるうちにお考えになった方が良いかもしれませんね。




自分年金

先日ある雑誌を読んでいると『自分年金は低コスト・換金しやすさ・インフレ耐性で選ぶ』という記事を見つけました。


公的年金だけでは不安という方はかなり多くいらっしゃると思いますし、実際統計資料では『老後の暮らしを心配していると』いう項目で、「非常に心配している」「多少心配している」を合わせると実に8割の方が老後生活に不安を持っています。

そしてその理由も「十分な貯蓄が無いから」「年金や保険が十分ではないから」と答える方が圧倒的に多いですね。

公的年金の補填としての個人年金の必要性も6割以上の方が「必要」と答えていますが、その準備方法は定期預金と民間の個人年金が突出しています。


以前の記事 で若い方が個人年金に加入する必要性は低いと書きましたが(自分で取り扱ってる商品を勧められないのかというツッコミは無しでお願いしますあせる実際ほとんど販売してませんので)それは「換金しやすさ」と「インフレ耐性」そして「利回り」の点であまり有利であるとは思えないからです。


しかしその記事では『401Kに加入している方・加入できる方はそれをとことん活用しましょう』とありました。


これって「換金しやすさ」という点では個人年金保険と何ら変わりが無いんですけど。

というよりもっと換金性が悪いんですけど。

ちょっと矛盾していますね。

しかも401Kに関しては、加入時にキチンと制度を説明していないケースも多く、実際転職などで中途退職した場合、他の年金制度に移行せずに放置している方が年々増加しているそうです。

個人的には401Kは導入する企業にはメリットがあるものの、個人としてはあまり魅力を感じません。

それならば『直販投信』の方がいくらか魅力的です。最近は信託報酬や手数料が低く、小額から始められる『直販投信』も増えてきていますし。



ちなみに401Kについて詳しく知りたい方はこの方 のブログも参考になると思います。



自分と同世代以下の方は、心配していてもなかなか老後資金まで手が回らないかもしれません。

ならば現在の環境下で出来る限り合理的な金融資産が持てるように見直す事ができるモノがありますよね?


分かりきったオチになってしまうので今日はこの辺で。

サラリーマンの副業―その2

前回 サラリーマンの副業で税金を還付するお話を書きましたが、興味がある方が多い様なので少し補足しておきます。


サラリーマンンのような給与所得者が副業との『損益通算』で税還付を行う事が出来る副業は


〇不動産所得

〇事業所得

〇山林所得

〇譲渡所得


ですが、毎年継続して行う事が出来ない『譲渡所得』はまず選択肢にはなりませんね。

山林所得もあまり現実的ではありません。

最近はサラリーマンの方もアパート経営などを行う方は増えてきているようですが、手軽に始めるには少々ハードルが高くなりますので、やはり事業所得が一番簡単且つ効果的ですよね。

今はネット副業なども多いのでこの方 の記事も参考になると思います。


ちなみにFXや株の損失は損益通算できませんのでご注意くださいね。


で、事業所得となる副業ですが、継続的且つ反復的に行うもので、所轄の税務署に開業届けを提出する必要があります。単発で終わってしまっては雑所得なので、この『継続的且つ反復的』というところがポイントになりますよ。

申告は『青』でも良いのですが、お手軽にという事であればやはり『白』の方が無難だと思います。


サラリーマンにとっては確定申告なんてちょっと縁遠いものでとっつきにくいかもしれませんが、例えば住宅を購入して住宅ローン減税を受けたり、医療費控除を受けたりするコトもあると思います。なじみが無い事だから最初の一歩を踏み出すのは結構大変かもしれませんが、これを機会に税金や社会保険の仕組みなどしっかり勉強すれば絶対自分にとってプラスになりますよ。