メディアにはご用心
またまた新聞ネタで恐縮ですが、28日の新聞に
『年金運用黒字に転換』
という記事が載っていました。
ご覧になった方もいらっしゃると思います。
内容は「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」の2009年度四半期実績が過去最高の黒字であったという事です。
が、ここで疑問。
この見出しだとまるで今まで赤字であったかのように思われますが、GPIFは運用開始以来累計での赤字転落は1度もありません。年金積立金の運用は超長期ですから単年度で見た場合は赤字になる事もあります。確かに昨年・一昨年と運用成績は芳しくありませんでしたが、累計で見れば運用成績はそれほど悪くはありません。
この場合『転換』という表現を用いるのはどうかと思います。
また、年金コンサルタント@FP社労士伊藤 泰人さん が昨日の記事『年金額が「マクロ経済スライド」で減る?』 で書いてらっしゃいますが、そこでは『マクロ経済スライド』に対する誤解を指摘されていました。
法律や制度に関しては、表面的な知識として知っているのと、実務としてその法律や制度に直接関わりを持っているのとでは理解の仕方というのは全く違っていたりする事が多いですね。
新聞や雑誌などのメディアはかなり多くの方が読んでいますので、記事を書く側の責任というものはかなり重いのではないでしょうか?
ただ、新聞社などは間違いを指摘されても知らん顔する事が多いようですが・・・
(実際私の知り合いが〇〇新聞に記事の間違いを指摘しましたが、何の回答もよこさなかったそうです)
正しい情報を選択する『眼』をしっかり磨かなければなりませんね。
税務調査にて
総合代理店に勤務する仲間からの情報
決算直前に全額損金算入できるガン保険に加入、しかしガン保険は責任開始が90日後からなので、当該事業年度に役務の提供を受けるものでは無いとして、当該年度の経費としては認められないというものでした。
ガン保険は『責任開始が90日経過後から』
ここが問題になったようですね。
今回のケースは通達によるものではないのですが、今後同様の解釈で決算直前のガン保険の加入は否認されるケースがあるかもしれません。
本日は少し宣伝など
いつもお世話になっている 久保憂希也さん が9月10日に税務調査対策のセミナーを開催されます。
題して『税務調査の真実』
セミナー講師を務める久保さんは、国税調査官をなさっていた税務のプロです。
私も以前このセミナーに参加させていただき、かなり有益な情報を頂戴しましたが、HPで確認すると以前よりもかなりグレードアップした内容になっている様子。
税理士の方はもちろんですが、経営者の方、FPなど興味がある方は参加されてみてはいかがでしょうか?
セミナー概要
~ 元国税調査官があなたにだけ教えます! ~『税務調査の真実』
【日時】 2009年09月10日(木) 17:30~20:30(受付開始17:10~)
【場所】 東京都渋谷区渋谷1-8-7 第27・SYビル 8F (渋谷駅宮益坂 徒歩5分)
http://www.kjnet.co.jp/rental/promo.html
【定員】 先着40名様
【受講料】 8400円
お申し込みの方はhttp://inspireconsulting.co.jp/seminar/20090910/ までアクセスください。
絶対聴いて損はありませんよ!