マイホームのために土地を購入したお客様より、どこの銀行の住宅ローンが有利かという質問を受けました。
各金融機関がさまざまな住宅ローンを販売しているため、比較検討が難しいのですが、例えば次のような表を作成してみてはいかがでしょうか:

例:10年固定選択型金利


保険を売らないFPによる、住宅ローンと保険に関するブログ
                 

見るポイントとしては、

当初優遇される金利幅が一番大きいからといって、適用される金利が一番有利とは限らない →B銀行は優遇幅が一番大きいですが、店頭表示金利が高いため適用される金利は結局一番高くなっています。
当初適用される金利が一番低いからといって飛びつかない → C銀行は当初の適用金利は一番有利ですが、固定期間終了後の10年後以降の金利優遇幅はA銀行が1.3%と一番大きいため、それ以降の金利水準はA銀行が有利になりそうなことが予測されます。
手数料の金額

上記のように表にすると、チラシを見比べてるだけでは見落としがちなポイントが見えてきます。
できるだけ同じものさしで比較するようにしましょう。 

昨日紹介した低解約返戻金型終身保険の主な注意点を簡単に見てみましょう。

① 保険料払込期間中は解約しない

保険料払込期間中に解約すると戻ってくるお金は通常の終身保険より少なく、払い込んだ保険料の70%程度が目安のようです(だから保険料が抑えられるのですが)。したがってその間は解約しなくてもいい範囲内で活用しましょう。→教育費のすべてをこの保険で準備しようとせずに(特に毎月の収支に余裕がなく、他に貯蓄があまりない場合)、途中解約しても元本を割らないものなどと組み合わせて活用することにより、緊急で資金が必要になったときに、低解約返戻金型保険を解約せずに済みます。

② 利回りがものすごくいいわけではない

昨日の例でいくと、毎月16,125円保険料を15年間支払う(総支払保険料=約290万円)と、約314万円になって戻ってきますので、かなり魅力的に感じますが、利回りで言うと年率1.2%弱です。

以上の注意点を踏まえて上手に活用してください。
最近お子さまの教育費の準備手段として、学資保険ではなく「低解約返戻金型終身保険」を提案されるケースが多いようです。
どのような保険か確認し、教育費の準備手段に適切かを見てましょう。

低解約返戻金型終身保険の主な特徴は
①保険料払込期間中に解約すると、解約返戻金(戻ってくるお金)が通常の終身保険の70%程度と少ない。
②その分通常の終身保険より保険料が安い。
③保険料払込期間が終わると、解約返戻金が支払った保険料とほぼ同じかそれより上回る。

例えば30歳の男性が、生まれたばかりの子どもの将来の教育資金のために300万円準備するために、次のような選択肢があります。

保険会社:A社
保険金額:500万円
保険料:月額16,125円
保険料払込期間:15年
15年後の解約返戻金:3,146,500円

15年間、毎月保険料16,125円を支払い(総支払額2,902,500円になります)、そして解約して約314万円を受取ります。支払った保険料より受取るお金が増えて、しかもその間500万円の死亡保障を確保できる。そしてその解約金を子どもの教育費に充てるとことができます。
15年後というとちょうど子どもが高校生になり、教育費の負担が重たくなる時期です。しかし解約返戻金が314万円もあれば、今の教育費水準で行くと私立高校3年間の平均的な教育費がまかなえる水準です。

ざっと低解約返戻金終身保険の教育費の準備における活用を見てみました。悪くはないかなという印象ですが、他の選択肢との比較と注意点を次回以降見ていきたいと思います。