最近お子さまの教育費の準備手段として、学資保険ではなく「低解約返戻金型終身保険」を提案されるケースが多いようです。
どのような保険か確認し、教育費の準備手段に適切かを見てましょう。

低解約返戻金型終身保険の主な特徴は
①保険料払込期間中に解約すると、解約返戻金(戻ってくるお金)が通常の終身保険の70%程度と少ない。
②その分通常の終身保険より保険料が安い。
③保険料払込期間が終わると、解約返戻金が支払った保険料とほぼ同じかそれより上回る。

例えば30歳の男性が、生まれたばかりの子どもの将来の教育資金のために300万円準備するために、次のような選択肢があります。

保険会社:A社
保険金額:500万円
保険料:月額16,125円
保険料払込期間:15年
15年後の解約返戻金:3,146,500円

15年間、毎月保険料16,125円を支払い(総支払額2,902,500円になります)、そして解約して約314万円を受取ります。支払った保険料より受取るお金が増えて、しかもその間500万円の死亡保障を確保できる。そしてその解約金を子どもの教育費に充てるとことができます。
15年後というとちょうど子どもが高校生になり、教育費の負担が重たくなる時期です。しかし解約返戻金が314万円もあれば、今の教育費水準で行くと私立高校3年間の平均的な教育費がまかなえる水準です。

ざっと低解約返戻金終身保険の教育費の準備における活用を見てみました。悪くはないかなという印象ですが、他の選択肢との比較と注意点を次回以降見ていきたいと思います。