中央銀行のTOPや幹部、著名な経済学者やエコノミストが一堂に会して、通訳もシナリオも無く意見を交わすジャクソンホール会議。1982年以来、アメリカ西部ワイオミング州のロッキー山脈の眺望が自慢の高原リゾート地のホテルで開催される経済シンポジウムです。討議するテーマはもちろん、金融や経済についてですから。株価に与える影響も大きいでしょうね。

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アメリカ株式ファンドではなくて、アメリカ株式現物のお話です。アメリカ株式の配当金支払い日は年に4回あります。しかも、日本株式現物のように、「3月決算で6月配当金支払い」に集中しているわけではありません。ですので、配当金支払い日の異なるアメリカ株式現物を3銘柄持てば、まあ、年金感覚とは言いませんが、毎月、お小遣いを受け取ることができます・・・とはいっても、当たり前ですがドルでの受け取りになります。
なお、アメリカ株式現物がNISAの対象になっているか否かは証券会社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。「NISA口座への移管」は出来ませんから。

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これから日本株はどのくらい伸びるのだろう・・・?今、日本でメジャーな産業と言えば、この円安を追い風にインバウンド頼み。インバウンドの受け皿と言えば、百貨店・観光・ホテルが代表的。それ以外は、どうなんだろう?今度、日経平均の調子が良い時に、日本株を売ってしまおうか?

日経平均は今日も続落。さてと、日本株にチャンスを見出すか、その資金を新興国ファンドに充てるか・・・。そして、その新興国ファンドが来年以後の新NISAの「成長枠」に該当するか否か、そこが心配です。新興国ファンドとは言っても「中国」がはいっているものはちょっと心配です。

今夜もNYダウは下落していますね。この分ですと、明日の日本株も続々落になってしまうかも。アメリカの長期金利の上昇懸念ゆえの株価下落なら、いっそドルMMFが良いかも。年利回りの実績は4.760%です。しかも利息は日割り計算して毎月末複利です。元本保証はありませんが、ドルベースで価格変動がありません。アメリカに限って言えば、株式でリスクを取る時代では無いのでしょうかねぇ・・・。あ、ドルMMFは債券ファンドですので、NISAの対象ではありません。

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NISAの口座開設に当たり、書類の郵送が不要になるらしい・・・来年度の税制改正に盛り込まれるそうです。とはいっても、証券口座の開設には本人確認書類が必要・・・こちらはスキャンでの対応ですから、ネット証券ですと、本当にペーパレスが可能になるかもしれませんね。

米国S&P500配当貴族。S&P500社のうち、25年に渡り連続増配している優良大型株。たぶん64社。この指数ファンドが、どういうわけか、つみたてNISAではアクティブファンドに入っています。ちなみに、NYダウインデックスファンドも、つみたてNISAではアクティブファンドに入っています。
 つみたてNISA対象商品を一般NISAや成長枠、課税口座で投資する時に留意したいのは購入時手数料。つみたてNISAでは購入時手数料はゼロでも、それ以外の口座では有料の場合があります。優良大型株を対象にしたファンドが手数料有料なんて、洒落にもなりませんね。

NISAの制度改正に伴い、「投資を始めてみたい」という方も多いようです。そこで、投資初心者の方に絞り、「つみたてNISA」の商品の選び方を考えてみたいと思います。以下、セミナーのアウトラインです。

実施日:9月10日(日)14時~17時
タイトル:投資初心者のための「つみたてNISA商品」の選び方
講師:大泉 稔
主催:株式会社ビジネス教育出版社
会場:ビジネス教育出版社セミナールーム(市ヶ谷安田ビル)

アクセス:JR市ヶ谷駅とメトロ市ヶ谷駅から徒歩3分
     都営新宿線市ヶ谷駅から徒歩2分。
受講料:5,500円
FPの皆さま:金融3単位ご取得頂けます
内容:1.NISAの概要(現行と改正後)
2.つみたてNISAの現状
3.積み立て投資とは?
4.つみたてNISAの対象商品の選び方
  バランス型
  パッシブ型
  アクティブ型
5.つみたてNISAの対象商品ではないが、
  積み立て投資に相応しいと思える商品
6.(参考)NISAの非課税が持つ意味・・・iDeCoとの比較

ご参加のお申込みは弊事務所まで♪。
主催者の連絡先:03-3221-5361 株式会社ビジネス教育出版社
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←日本の消費者物価指数。
海の向こうの国に限らず。我が国の消費者物価指数も着実に伸びていますね。にも関わらず、物価連動国債ファンドはイマイチです。
←物価連動国債ファンド(イーマクシスサイトより)。
↑の折れ線グラフが物価連動国債ファンドの基準価格で、塗りつぶしの面グラフが物価連動国債ファンドの純資産残高です。
基準価格の変動の割に、純資産残高はほぼ横ばいなのが分かります。恐らく、我が国の物価上昇に期待して、このファンドに投資する人がいらっしゃるのでしょう。
しかし、その期待に応えているか・・・?

さて、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ここ直近で、基準価格の下落が続いていますね。
物価連動国債ファンドの中身の物価連動国債は、もともと固定金利なのです。ですので、市場金利の上昇に伴い、債券価格が下落しているものと思われます。

 

消費者物価指数の伸びに期待して、物価連動国債ファンド・・・これからの市場金利の動きを踏まえると、どうなんでしょうか?

ちなみに、物価連動国債ファンドはNISAの対象ですが、配当控除の対象外です。

アメリカの7月の消費者物価指数は3.2%でした。先月の3.0%に比べると、13カ月ぶりの微増に転じています。そのため、アメリカの長期金利は4.107%です。昨日の長期金利に比べると0.54%の上昇です。それ故でしょうか、為替は1$=144.52円です。来週は、1$=145円に達するでしょうか?乞うご期待ですね。

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