←日本の消費者物価指数。
海の向こうの国に限らず。我が国の消費者物価指数も着実に伸びていますね。にも関わらず、物価連動国債ファンドはイマイチです。
←物価連動国債ファンド(イーマクシスサイトより)。
↑の折れ線グラフが物価連動国債ファンドの基準価格で、塗りつぶしの面グラフが物価連動国債ファンドの純資産残高です。
基準価格の変動の割に、純資産残高はほぼ横ばいなのが分かります。恐らく、我が国の物価上昇に期待して、このファンドに投資する人がいらっしゃるのでしょう。
しかし、その期待に応えているか・・・?

さて、お気付きの方もいらっしゃると思いますが、ここ直近で、基準価格の下落が続いていますね。
物価連動国債ファンドの中身の物価連動国債は、もともと固定金利なのです。ですので、市場金利の上昇に伴い、債券価格が下落しているものと思われます。

 

消費者物価指数の伸びに期待して、物価連動国債ファンド・・・これからの市場金利の動きを踏まえると、どうなんでしょうか?

ちなみに、物価連動国債ファンドはNISAの対象ですが、配当控除の対象外です。